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望海風斗が本拠地に別れ 青いバラに込めた思い 宝塚雪組、異例ずくめの公演

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 宝塚歌劇団雪組のトップスター、望海風斗(のぞみ・ふうと)が8日、本拠地の宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)に別れを告げた。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出される中での退団公演。千秋楽の幕が下り、関係者には安堵(あんど)と惜別の思いが交錯した。

 演目はミュージカル「fff-フォルティッシッシモ-歓喜に歌え!」とレビュー「シルクロード~盗賊と宝石~」。望海のほか、トップ娘役の真彩希帆(まあや・きほ)、人気男役の彩凪翔(あやなぎ・しょう)ら8人が退団する。トップコンビの望海、真彩は当初、2020年10月に退団予定だった。しかし、新型コロナ禍で宝塚の舞台は休演が相次ぎ、退団も延期を余儀なくされた。

 公演内容もトップスターの花道としては異例ずくめだ。感染防止対策でオーケストラの生演奏は中止。高い歌唱力を誇るトップコンビだけに、録音演奏を残念がる声も多かった。舞台上では…

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