• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

日本企業を狙うSPACが上場へ 社外取に元ロッテ監督

日本経済新聞
112
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • さわかみ投信株式会社 代表取締役社長

    SPACのような空箱は、手法としてあり得るも主役にはなれないだろう。

    事業実体のない空箱が、著名人の名でもって資金調達し未公開企業の買収を行う。その後、買収した企業を上場させ利益を得る。ありがちな投資手法だし、その方法論自体は否定しない。しかし投資家の資金ありきのSPACは、投資家に対し「儲けられるかもという期待感」だけを煽り資金を拠出させている…危険極まりない集団ギャンブルだ。名義貸しする著名人も、自らの評判を換金しているに過ぎない。

    SPACは買収される側の意思も必要なはずだ。これは考え方によっては、買収される企業は「儲けられる」ために身売りするに近い状況である。そのような状況で上場し、本来の起業の目的は果たせるのだろうか? 資金調達法が多様化した昨今は上場メリットが薄くなっていく時代だ。最も重要な企業理念を奪われ、市場にて玩具として扱われるリスクをコストを払って望む必要はないのではかなろうか。

    同じく、大衆を巻き込んだ投資手法として長期投資がある。企業の理念・方向性を理解し、ステークホルダー全体の利益に繋がるように投資家と企業が長期で寄り添うことだ。企業は消費者、それを取り巻く社会や地球環境に役立ち永続することが最重要だ。もちろん働いている社員の実入りも心も満足してだ。そういう企業に育つことに対し、金銭リスクをとってじっくり寄り添うのが長期投資家であり、未来の全体利益から分配がリターンとして戻ってくる…つまりそれがシェアホルダーの由来だ。

    SPACも長期投資も資本市場において共に存在し得る投資手法であるし、投資するならリターンは誰しもが望みたいところ。しかし豊かな未来という最大のリターンを投資家自身が育まないと、いくら金銭的にリターンを得ようとも幸福にはなれないだろう。長期投資は宗教ではなく、誰もが未来づくりに参加できる仕組みなのだ。そしてギャンブルにはない再現性もある。

    冒頭にも触れた通り、私はSPACを否定しない。発想・手法は市場参加者の自由だからだ。しかし、少しでも多くの人が「参加」できる社会になればと願う。


注目のコメント

  • badge
    日本協創投資株式会社 代表取締役社長

    別記事にも書きましたが、この対日SPACに限らず、SPACスキーム全体がなんだか微妙な気がしてならないのですが。。。
    いずれ、何かのトラブルが火を噴くリスクを感じます。うまく言えないのですが。
    私の頭が古いんですかね。

    有名人を表に使うところなども何となくイヤーな感じがしてます。
    分かってて投資する人は自己責任でいいと思いますが、勧められて良くわからないまま投資して(それも問題ですが)、損失を受ける人が出てこないことを祈ります。


  • 株式会社ミダスキャピタル 取締役パートナー

    ついに対日SPACが上場。
    スポンサーはワラント引受で有名なMichael Lerch氏率いるEvo、調達金額は1億ドル、IPO主幹事は日興とB.Riley、社外役員はスターアジア創業者のMaclean氏や元ロッテ監督のValentine氏ら。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    ちなみに数年前までは原弘産という名前の企業だったREVOLUTION。バレンタイン氏はそこの社外取締役でもあり、エボファンドが22%の株主でもある。ここの流れ。
    https://revolution.co.jp/#OurManagement


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか