[北京 8日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は8日に公表した2020年第4・四半期の金融政策遂行報告で、穏健で安定的な金融政策を維持すると同時に、金利改革を継続すると表明した。

人民銀は、穏健な金融政策を柔軟に、的を絞った形で、適切に運用すると表明。急な政策変更はないとした。複数の金融政策ツールを包括的に利用する方針のほか、人民元相場の柔軟性を高める姿勢も表明した。

また、システミックな金融リスクを回避するとし、景気回復とリスク回避のバランスを取っていくとした。