アマゾン、天然ガス駆動の配送車700台を発注 環境負荷軽減で
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日本でもSDGs強化は長期的な本流となるだろう。米国が民主党バイデン政権となり、過去の関係性的に共和党と比べるとパイプが細い日本は、民主党政権と関係を強化、外交カードの一つとしてSDGsを強化していくことになるだろう。同じ流れは、米国と(再度)関係を強化したい世界各国でも起こると思われる。
注目のコメント
消費財(消費目的で家計が需要する財)である自家用車に比べて、生産財(生産目的で企業が需要する財)であるトラックでは、経済的合理性がないとEV導入が進みにくいでしょう。
AmazonはすでにEV車の導入を宣言していますが、トラックを大規模にEVへ代替していくためには、原価低減、そのための技術革新が必要になるのだと思います。その移行期間で、天然ガス車の導入が進められるのは現実的な選択肢なのかもしれません。
✳︎「EVに代替していくべき」という前提が正しいかどうかは、別の議論が必要です。2020年秋にCEOジェフ・ベゾス氏が配送用EVの大量導入を宣言しており、Amazonは2030年までに10万代発注するとしていました。元々の2040年までの二酸化炭素の排出量をゼロにするという宣言もありますし、EV化を順次拡大することは前提としつつも、EV導入がすぐには難しい地域でも少しでも低炭素な車両を、という選択でしょう。
関連して、ウォルマートも2040年までに長距離トラックを含む全車両を電動化すると宣言し、アメリカだけでなくカナダやインドの関連企業も含めて配送用のEVの全導入を目指し進めています。今後もeコマースや小売の大型車両の脱炭素化に関するニュースがどんどん報じられそうですね。