2021/2/12

【真実】たった1つのグラフが「社会の分断」を証明した

そのたった1枚のグラフに、グローバル社会の光と影が映し出されている。
アメリカ、イギリス、ドイツ、そして日本。世界の先進国で中間層が停滞し、資産を増やし続ける富裕層との間で格差拡大が続いている。
「持てる者」と「持たざる者」に二分されているかのような社会に、「何かがおかしい」と違和感を抱いている人も少なくないだろう。
しかし、そうした「おかしい」という感覚が広がる一方で、没落した先進国の中間層の富がどこに流れたかは示されていなかった。
だからこそ、2012年に格差研究の第一人者であるブランコ・ミラノヴィッチが1枚のグラフを示すと、世界の経済学者の間で話題になった。
象の形をしていることからエレファントカーブと呼ばれるそのグラフは、見事にグローバル化による富の流れを表している。
NewsPicksはミラノヴィッチへのインタビューを実現。不平等が拡大する原因や民主主義との関係について、語ってもらった。

だから「日本」で格差が開く