日米豪印が初の首脳会合へ 開催調整、対中けん制で結束
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ついにQUADで首脳会談。戦略的にはインドの重要性がますます増している。この場で、インドのモディ首相とバイデン大統領が、人権問題でどこまで踏み込んで話せるか。QUADでより話しやすいのは民主主義と法の支配、そしてミャンマーだろう。世界最大の民主主義国であるインドは、ミャンマーのクーデターに「深い懸念」を示している。インドは今年から安保理メンバーでもある。
実現すれば初のQuad首脳会議。中国に対するメッセージとしては強烈。中国が折れて宥和的になるとも思えないので、これから一層対立は激しくなるだろうが、バイデンはどこに着地させようとしているのか、まだよく見えてこない。
インド太平洋地域の安全保障上の枠組みはこのクアッドが核となっていくだろうが、ここに英国を加えてクインテットとする案もある。いずれにしても今後は韓国がどちらに付くのかが問われることになろう。