この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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Goldman Sachs is a leading global investment banking and asset management firm.
業種
証券会社
時価総額
19.1 兆円
業績
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年齢とキャリアを重ねると、自分が得意な筋肉はどんどん大きくなっていくけれど、ふと気づくと使っていない筋肉が弱っている。鍛えていなかった筋肉を使おうと思う、柔軟性とチャレンジ精神があるしなやかな思考は、自らキャリアを描くのに大切ですね。
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「ウーマノミクス」の提唱者であり、ゴールドマン・サックス証券(GS)の副会長、そしてチーフ日本株ストラテジストとして活躍してきたキャシー松井氏。約30年にわたるGSでの日々において、ほぼ下り坂の日本経済を見据え、女性の活躍推進に尽力してきた。昨年末に退職し、次のステージに進もうとしている。
日系アメリカ人2世として育ち、大学卒業後に初めて訪れた日本での生活も、もうアメリカ生活より長い。農業移民として苦労してきた両親、大学進学が10人にも満たない高校からのハーバード大学進学、そして日本でのキャリア──。
「社会へ恩返しをしたい」と語るキャシー松井氏が描く日本の成長戦略とは。(全7回)
■第1回 ウーマノミクス提唱者がGSを退職、次のステージへ
■第2回 お金は降ってこない。働く価値を農業で学んだ
■第3回 姉弟4人ハーバード進学。教育は最良の投資
■第4回 女性活躍と多様性こそ日本経済の成長ドライバー
■第5回 なぜ世界が日本のESG投資に期待しているのか
■第6回 闘病を乗り越え、気づいた自分のミッション
■第7回 50代のキャリアチェンジ、社会に恩返しをしたい
また、世代が違う事により起こりがちな「私は、あのようにはなれない」という世代間ギャップもくつがえす、キャシー松井さんらしい、共感巻き起こしながら、スーパーロジカルで、希望にあふれる日本の成長戦略が楽しみです!!
#私もかなり影響を受けているキャシー松井さんとの初めての出会いは、TEDxTokyoでのスピーチ後に、ステージインタビューさせて頂いた時のことでした。(TEDxTokyoのマーケティングスタッフをしていました)
TEDxTokyo - キャシー松井 - Womenomics - [英語]
https://www.youtube.com/watch?v=GOrRAoI37Ls
倉田さんもコメントされているように、50代に入ると、自分のネクストステージへの挑戦のタイムリミットを感じ始め、この先どうしようと色々考える人が多いのだと思います。
私自身も今年50歳ですが、本来の専門領域はマーケティングと広報ですが、年齢と共に益々「人財を育てる」「より良い組織を作る」ことにやりがいを感じるようになりました。毎週末、地元の空手道場で小さな子供たちに空手を教えているのも、もしかしたらそこに繋がっているのかもしれません。
私も、33歳でテレビ朝日を退社したとき「やるなら今しかない」と確信していました。これからも今!と思ったら迷わずに飛び込みたい。確信のタイミングは人それぞれ。そのときに年齢や周りの意見で左右されないで自分だけがわかるタイミングを見極めたい。
アメリカの友達から聞いた言葉ですが、50/50/50 という50歳になったら仕事は50で人生の楽しみを50と言った考えとも近いなぁと感じました。
蛇足ですが、金融界のリーダーというイメージ異なるサインが愛らしいですね!
私は以前に起業するにあたっていろいろ考えました。また、岡島さんの「40歳が社長になる」を読んだときに人生のステージをどうデザインするかについて、インスパイアされました。着実に準備を進めるべきなのだろうと思いました。
しかし、私の結論は、転機を考えるのには旬があるということです。それは個人個人違っていて、旬を感じたときにそれを逃さないことです。その前に準備をすると言っても、本人にその動機なり未来をデザインする意欲なりがないときに、準備はリアリズムのないものになってしまうでしょう。今だ、と感じたときに躊躇なく敬敏に行動することです。
この企画、キャシー松井さんの最新インタビュー待ってました。
次回以降も楽しみに待っています。