3期連続1億赤字。万年“崖っぷち”銚子電鉄の経営哲学
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銚子電鉄の竹本社長にお話を伺いました。
「よく続けてこられましたね!」と言わざるを得ない逆境の連続。
そして売上が圧倒的におせんべい。すごい。地元が千葉なので、なんとなく「ぬれ煎餅」が有名なことは知っていましたが、これほどまでとは…。
メディアでは「まずい棒」などのユニークなマーケティング施策で知られる銚子電鉄ですが、現役の会計士でもある竹本社長の経営哲学にも、ビジネスのヒントがあふれていました。
苦境が続くなかでも走り続けるビジネスパーソンのみなさんに、銚子電鉄の「絶対に諦めない精神」が届いたら嬉しいです。銚子電鉄は近隣が完全に車社会なこともあってそもそも利用者が少ないのですが、いよいよピンチとなるとその度に不思議と客が集まって危機を乗り越えてるんですよね。
ユニークな取り組みはもちろん、辛い辛いと言いながらも悲壮感があまり無いというか常にユーモアを忘れない竹本社長の人柄、車掌さんや事務員さんの実直な頑張りが良く見えてるところなど、コミュニケーションが上手くいっているのが応援される所以なのかなと思います。
ここ最近は特にまた経営が傾いたり泥棒に入られたり何かと気の毒だなと思ってたので、実は土曜日、お土産を爆買いしに行ったばかりでした。
昨日の今日で特集されてちょっとびっくりしました笑
ぬれ煎餅とか、(経営が)まずい棒とか、鯖の缶詰とかしこたま買ってきました。ぬれ煎餅は赤の濃い口が至高。(経営が)まずい棒は、どこかで見たことがあるお菓子の気がしますがたぶん気のせいです。チーズ味とわさび味が至高です。
あと、この銚子電鉄の犬吠駅で、昔やってたたいやき業が再開されました。つぶあんとカスタード、各120円。爆安。経営が心配になる値段なのでついセットで買ってしまうたいやきです(※おいしかったです)
銚子方面にお越しの方はぜひどうぞ。
最近はYouTubeも活用しているので、銚子電鉄の皆さんのお顔を見ることができます。竹本社長はもちろん、車掌の袖山さんも人気。
↓こちらは、たいやきのお客さん第一号の様子
https://youtu.be/b7934XmLXIg
※金目鯛ギャグをかましてるのが竹本社長です
<追記>
あ、これ弥生のスポンサード記事?
やの字も出てこないけどいいのかこれ笑
→出てました、失礼「お金がない」ことを隠そうとせず、むしろマーケティングの強みにされている銚子電鉄。取材でも竹本社長の口から渾身の自虐ネタが何度も飛び出し、そのたび笑いに包まれていました。
だからこそ、笑顔のなかでふと見せる「真顔」が際立ちます。“諦めない“ことの本当の意味、数字が語りかけるメッセージ、そして“今日より明日”。その経営哲学は苦境を乗り越えるヒントが詰まっていました。
お土産に買った濡れ煎餅は醤油が染みていてとても美味しかったので、また食べたいです。通販サイト(最初は竹本社長が自腹で作ったそう!)も充実されてますよ。