「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」森喜朗氏
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東京五輪を取り巻く世論はただでさえ厳しい。
今月行われた弊社(JX通信社)と選挙ドットコムの調査では、五輪を予定通り開催すべきという意見は僅か1割ほどに過ぎない。一方、中止すべきとする意見は4割に上る。
これは我々だけでなく、同月のNHKなど他社の調査でもほぼ同様の結果となっており、今の東京五輪に対する悲観的な世論をそのまま投影している。
東京五輪が最も厳しい局面にある今、組織委会長の職にある人が五輪に対する世論を更に厳しくしているわけだ。五輪を守る意識があるなら辞任すべきだと思う。
森会長は東京五輪誘致プロセスにおいて一定の貢献があり、その結果組織委会長のポストにあるという。であれば尚更、身を退くべきではないか。
注目のコメント
男性陣からも非難轟々であることに希望を感じますが、問題は何重にも。
①エビデンスもなしに女性は~と属性で語ること自体がNGだと気づいていないこと
②この発言により、一般的にマイノリティはただでさえ発言がしにくいのに、その発言を更に抑え込むようなステレオタイプを拡散していること
③それを男女平等を理念に掲げる五輪担当のトップが言ってしまうこと
④周りがそれを笑って受け止め、そのような人物が重要なポジションに居続ける日本
この方のマインドセットを改めることが難しければ、少なくとも、これを機に④を変えていけるといいですね。まだまだこういう発言をする方がリーダー職にある日本。びっくりもしますが、ある意味現実なんでしょう。性別や人種でこのような差別的発言をするということが、世界中でどう受け止められるのか認識をしていただく必要があります。ガッカリするのと同時にしっかりとフィードバックを送りたい。
このような発言で、いかに日本が遅れているかに驚愕します。
そして、100歩譲って仮に女性の発言が多くて時間がかかるとご本人が個人的に感じているならば、それをマネージするべきご本人のリーダーシップが足りないということを自ら露呈していらっしゃるのでは?
ジェンダーフリー、多様性を認め合うことが、より多くの様々な目線の素晴らしい活発なアイデアや意見が生まれることであり、これからの明るい未来、共創していく社会には必要です。