2021/2/4

【直撃】業界2強が語る「VTuberビジネス」の光と影

NewsPicks, Inc. 記者
特集第1回でも触れたとおり、今、VTuber業界には大きな動きが起きている。
「スパチャ」の隆盛だ。
スパチャとは「スーパーチャット」の略で、YouTubeでのライブ配信中に、ユーザーがお金を支払える「投げ銭」機能のことを指す。
「投げ銭」をしたユーザーは、自分のチャット投稿を目立たせることができる。自身の存在をアピールしたり、クリエイターを直接支援する目的で使われることが多い。
YouTubeのデータを調査するPlayboardによれば、昨年のスパチャ獲得総額ランキングトップ20のうち、15名が日本のVTuberだ。そのうち3名は獲得金額が1億円の大台を突破している。
トップ20にランクインしているVTuberは、ほとんどがプロダクション2社のいずれかに所属している。
それが「ホロライブ」と「にじさんじ」だ。
NewsPicksでは、「ホロライブ」を運営するカバーCEOの谷郷元昭氏と、「にじさんじ」を運営するいちからCEOの田角陸氏を、それぞれ直撃。拡大する市場への見解と今後の課題を聞いた。

コロナで「投げ銭」が当たり前に