高校に行かなかった東大教授が語る「独学が続かない人」が抱える間違った思い込み
コメント
注目のコメント
>目標設定を少しずつ下げていく
正しく。大抵の場合、目標が高すぎます。低い目標から着実に積み重ねていかないと継続も定着もしません。
>本来、与えられた勉強「しか」できない人などいないはず。
こちらも正しく。好奇心が向かうものを突き詰めれば、自然と勉強せざるを得なくなります。それは本人が勉強とすら認識できないくらいに内発的な衝動です。
衝動が起こらないのは、与えられた課題をこなす長年の訓練によって感覚器官が切断されているからです。これを取り戻すには、小さな疑問に気がついて調べることから積み重ねるしかないと考えています。「大人が子どもの好奇心を押し殺し、「これを覚えなさい」と無理やり型にはめてきた結果」
学校教育の課題がここなんだよなぁ。
どうしたら「好奇心を殺さない」教育を仕組みとして作るか。
これを見つけるのが僕のライフワークの一つ。体系を与えられ学べてしまう環境自体、考えものだなと。
僕自身、現在は学校と呼べる所には通ってません。つまり、独学です。興味があり実用的なことや、ゆくゆく糧になるだろうことを自由に学んでいて、楽しくて仕方ないです。
ただ、専門性の高い分野では体系の枠が欲しいと思うことがあります。どこからどこまでが必要なのか?どの分野と関連するのか?そこで初めて、カリキュラムの恩恵を実感しました。
逆を言えば、それまではカリキュラムの意義は分からないし、単に苦痛でした。ですから現職の教師として、今の子ども達もそう感じているのではと思い、学ぶ内容をきつく縛ることはしていません。
結局、学校で学ぼうとも最後は独学です。与えられた体系を利用することはあっても、"自分が"学ぼうと思える事を見つけ、手探りでハードルを設定することが重要なのは間違いないでしょう。