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冨安健洋に新ライバル。ボローニャがブルガリア代表の若手有望CB獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴァレンティン・アントフ
【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエAのボローニャは1日、ブルガリアのCSKAソフィアから同国代表DFヴァレンティン・アントフを獲得することが決定したと発表した。

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 20歳のアントフは今季末までのレンタルでボローニャに加入。一定の条件を満たした場合に買い取り義務が発生する契約だと発表されている。

 アントフはブルガリアの名門CSKAの下部組織で育ち、クラブ史上最年少記録となる14歳9ヶ月でトップチームの公式戦にデビュー。その試合では途中からキャプテンも務め、クラブ史上最年少キャプテンにもなったという。

 2019年には18歳でブルガリア代表デビューも飾り、これまで3試合に出場。CSKAソフィアでは今季から正式にキャプテンも務めていた。

 イタリア『スカイ』などによれば、もともとは中盤でプレーしていたがポジションを下げ、現在はセンターバックがベストポジション。フィジカルの強さに加えて組み立てにも優れ、インテルのスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルに似たタイプであると紹介されている。

 ボローニャのCBとしては、日本代表DF冨安健洋ともポジションを争うことになるかもしれない。冨安は今季から本来のポジションであるCBで起用されていたがやや苦戦し、最近の試合では昨季高評価を得た右サイドバックでも起用されている。

【了】

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