カーシェアリングプラットフォームを運営するアースカーは2月2日、東日本三菱自動車販売とカーシェアリング事業で業務提携したと発表した。
アースカーは業界初のフランチャイズ制によるカーシェアリングサービス「earthcar」の運営会社として2009年に設立。2017年には駐車場シェアリングサービス「特P(とくぴー)」をオープンし、現在、モビリティ領域において2つのシェアリングサービスを展開している。
東日本三菱自動車販売は、1都8県に広がるネットワークを持つ日本最大規模のメーカー直営三菱自動車ディーラー。新車・中古車併売店舗94店舗(うち電動ドライブステーション28店舗)、中古車販売専門店舗9店舗、くるまネット2店舗を運営している。
今回、自動車市場が所有からシェアへと変わりつつある動向を受けて、東日本三菱自動車販売はearthcarプラットフォームを採用し、シェアリングサービスをパイロット事業として開始する。
アースカーのカーシェアリングプラットフォームを利用することで「無人での貸し出し」ができるようになり、ユーザーはカーシェアを24時間365日利用可能になる。また貸し渡し契約の対面手続きや返却時のユーザー対応も不要。カーシェアリングサービスに必要な車載機やドアの開閉が可能なスマホのキーアプリ、予約システム、24時間365日対応のコールセンターなどもアースカーがワンストップで提供する。
今後、両社は、自動車販売事業の売上増加ができる機能をプラットフォームに構築していく。