日本航空 最終赤字3000億円に下方修正 1年間の業績予想

コメント

注目のコメント

• 田中 慎一

  (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

  ・2021年02月02日

  JALは2021年1月の国内旅客需要の見通しについて、今期の第1四半期の決算発表では前年比80%前後に、そして、第2四半期の決算発表時には前年比70%前後に回復すると見ていました。
  
  ところが、蓋を開けてみたら第3波のインパクトは大きく、実際のところは前年比約20%と悲惨な状況。
  
  ワクチンという明るい材料はもちろんあるものの、現実的なコロナの収束シナリオは3歩進んで2歩後退するといった感じで”徐々に”進んでいくものでしょう。
  
  下方修正は当然かと思います。
• 大山 哲生

  Skylight America代表(シリコンバレーのコンサル会社) CEO

  ・2021年02月02日

  コロナ開始後から需要回復予測を数ヶ月先と見ていた同社ですが、なかなか良くならない状況にこのような下降修正報道は続くと思われます。
  
  バフェットが全航空会社株を手放すなど見通し最悪の同業界。JALも4-12月の売上が1/3と壊滅的。むしろ1/3残っていることに驚きな気もしてきます。
  
  中期経営計画も延期とのことですが、むしろコロナを前提とした新しい事業環境における三ヵ年計画を早期に描く方が大切だと思います。
  コロナが収まるまで計画出せないというのは元に戻る前提に立っているようにも見えますが、残念ながらそんなことは起こらないでしょう。
• 内藤 修

  帝国データバンク 情報統括部 情報編集課長

  ・2021年02月02日

  下方修正する企業がある一方で、「巣籠もり需要」をうまく取り込み、上方修正する企業も少なからずある。業種間のバラツキだけでなく、同業者間でも業績の格差が出てきているのが、コロナ禍の大きな特徴