2021/2/2

テクノロジーが支える「サステナブル・ファッション」最前線

「着なくなった服」が起こす問題

かつて、ファッション業界でサステナビリティに関心を持つ人々は限られていた。デザイナーであればステラ・マッカートニーら、メーカーであればアウトドアウェアのパタゴニアなどだ。
しかし、衣料品の製造プロセス全体を通じて、ゴミ廃棄の増加や、その他の公害の拡大に対する批判が高まっている。そんな中、新旧のブランドが、サプライチェーンの改善に取り組み始めていた。
その中には、テクノロジー系のスタートアップと組んで、バイオ繊維の開発や、環境に優しいタグファスナー(値札などを衣料品に付けるためのループ)の製造を行い、世界の衣料事情をクリーンにしようと考えている企業もある。
(James Yang/The New York TImes)

「服を所有する期間」は半分に