変異ウイルス 国内初のクラスター発生か 厚生労働省
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タイトルの文字を追っていくと、「変異」「ウイルス」「クラスター」と並び、強い不安を感じられた方もいるかもしれません。1年以上前なら聞き慣れもしなかった言葉が並んでいるのですから、不安を感じるのは自然なことだと思います。
まず確認をしておきたいのは、変異をしたとは言っても同じウイルスだという点です。全く別の怖いウイルスに変わってしまったわけではありません。また、クラスターもこれまで起こってきたものと同様で、何か変わったことが起きたのではありませんし、今ではそれを防ぐ方法も知っています。
私たちは、マスクや手洗いがこの変異ウイルスにも有効なこと、ワクチンも有効であることを知っています。
少し気をつけなければならないことは、以前よりも簡単に人から人へうつっていく可能性があることです。このため、自分が人にうつさない工夫、そしてうつされない工夫をより丁寧に行いながら日々を過ごしていくのが大切です。変異株がじわじわと散見される様になりました。
ウイルスは常に変異を続けながら広がっています。日本にも日本独自の変異をしたウイルスが拡散しております。イギリス、南アフリカ、ブラジルなどから報告されている変異株は、感染に寄与するスパイク蛋白領域に変異があり、感染力が強まっているという報告があります。
これらの変異株が発見されたのがたしか11月ですが、9月の検体を検査したら、同様のウイルスが確認されたという報道もあります。ウイルスの変異が確認された頃には、既に日本国内にも侵入していたと考えるのが妥当だと思います。
PCR検査だけでもかなりの数が行われており、全ての検体で変異株かどうかを特定することは困難です。あまり変異株かどうかに執着する必要はなく、いずれにせよ封じ込めを行わなければいけません。
変異はこれからも世界中で起こり、飛行機や船の交通網を通して世界中でに拡散します。私達の行動によって、ウイルスの拡大にも縮小にも繋がります。感染拡大を抑えられるかどうかは、私達次第です。基本的に「変異種判定検査」に
かけられて判明した人達が
増えていると言う話です。
既に国内で変異型の存在は確認されており、
感染力が従来型よりも強いと言うことで、
検査対象とならずに感染拡大を続け、
市中に拡散していることは想像出来ます。
どんなに変異をしても
コロナウイルスであることに変わりは無いですし、
SARS-CoV2と言う括りに入るウイルスです。
例えウイルス学会からSARS-CoV-3などど
命名される様な変異型が見つかったとしても、
SARS-CoVやSARS-CoV-2の亜型
であることに変わりは無いですので、
基本的な性質や対策は変わらないです。
変異自体は複製のたびに一定確率で起こり、
変異のほとんどは生存に不利に働くので、
修復酵素により修復も行われます。
その中の極一部が偶然に
より強く生き残れる性質を獲得し、
「○○変異型」と呼ばれています。
ウイルス専門家や感染症対策医師にとっては、
ウイルスの分類上の問題や学問的興味、
ワクチンの効果や治療効果があるとされる薬剤が
その変異型にも有効なのかなどの懸念が
あることは確かですが、
一般の方々にとっては、
やるべきことは今までと変わりません。
基本的な感染症対策を
粛々と励行するだけです。