ロビンフッドが銀行与信枠を一部活用、市場混乱のさなか-関係者
コメント
注目のコメント
下記の英語の元記事が詳しい。オプションの清算機関への証拠金など。
いつどれくらいのタイミングでの話か分からないが、GameStopの話含めて、個人がオプションに手を出しまくっているのが示唆される。
https://bloom.bg/39rG3gmロビンフッドの場合、問題が二つあります。
1. ゲーム2銘柄に同社を通じて個人の大量の取引、それもオプション取引によって集中的に行われ、株価が極めて投機的且つ短期間に大幅に上下するというこれまでにないケースが生じている。
その為SECとしては、ロビンフッドを仲介して行う取引を制限する措置を考えざるを得ないほどになっている。
2. 個人の取引がオプション取引に集中し、短期的且つ投機性の強い取引であり、仮に該当2銘柄の株価が急落した場合、想定外のオプション価格が付き、個人によっては決済が出来ないという想定外の事態も考えられます。
どういうことかと言いますと、オプションの場合、一ヶ月や二ヶ月で取引が終了するものが主です。
そうすると昨年原油の先物がマイナス価格をつけたようなことも生じる可能性があります。
なんせ、二銘柄とも短期的に空売りの買い戻しも伴い急上昇しているからです。
コールオプションの買いの場合、仮に5ドルで買って株価が上がらず最終的にダメだった場合、その5ドルの損で済みます。
しかしもしマイナス価格になった場合、追加の資金を払う必要が出ます。
一方でアメリカのオプション取引は、個人でも売りから入れると聞いています。
もしプットオプションの売りを行っていたら、直近の下落で損失が膨らんでいるでしょうね。
その場合、最終決済日に損失を支払う必要があります。
私が覚えている事象ですが、リーマンショックによる円高で、FXでドル買いしていた個人がドル安で損失を被り、入れていた証拠金を超える損失が発生し、取引事故になった場合がありました。
私の居た証券の関連のオンライン証券でも、それが発生し、確か35億円が未入金になり、トラブル処理に1年半かかったと聞いてます。
オプションは手っ取り早く儲けることもありますが、逆にあっという間に損に変わり、それがドンドン膨らむという悪魔のようなこともあります。
大やけどをしないと、懲りないというのが相場ですからね。
それに耐えうるだけの資金をロビンフッドは必要だと言われたのだと思いますよ。リスクは、カバーする株を持っていない場合:
1、コールを買ったらプレミアム代金
2、コールを売ったらアップサイドで無限
3、プットを買ったらプレミアム代金
4、プットを売ったらダウンサイドで株価Xコントラクト数
GMEは主に上記の1で代金は本来先払い(決済ギャップで取引き制限したと思います)。