理系女子とSTEMキャリア 日本ではなぜ増えない?
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データに基づく分析が為されていて良記事。そもそも男女ともに日本では科学技術を活かす職業へのモチベーションが少ないところに加えて、女性は四年制大学への進学率がまだ低く、STEM分野への参入が大学入学時点で少ない。
「日本人女子が科目選択やキャリア選択で冒険できない理由は「fear of failure(失敗に対する恐怖心)」にあるのではないか」という心理面の指摘も重要。多くの家庭では「女子は理系になんて行っても仕方がない」といわれるのだろうし、教育熱心な家庭でも「一生続けられる医歯薬系に進みなさい」と言われて、そのほかの理系分野に進む女性は少ない印象がありますね。もっと理系分野で活躍している女性のロールモデルがもっと必要ですね。
ドンピシャでこの問題解決にタックルしてる一般社団法人Waffleです〜!2020年Forbes JAPAN世界を変える30際未満30人で選出していただきました。
小林りんさんには、Waffle理事経由で海外の同じ分野の取り組みを行っている方をご紹介いただいたりして感謝しています。
さて、記事内にあるようにサイエンス・エンジニアリングの仕事をしたいと思う15歳の女性は3.4%、OECD加盟国ワースト1位です。(男性は7%なので統計的にみると女性の2倍。とはいえいずれも低い)
日本の工学部の女性比率は15%程度でOECD加盟国ワースト1位。工学部が男女半々になるまで77年程度かかります。(理学の場合は100年以上かかる)
日本の女性は他国と比べて理数科目は得意なほう(常にトップスコア)なのに、理系分野にいかないんです。
その原因は、親、先生、メディアからのバイアスが影響してます。
いまだに親ブロック(女の子だから文系でいいと言われる、データサイエンティストになりたくても医療系じゃないと学費払わないと言われる)あります。
なので、自信を与える、周りから応援される場所として女子中高生向けのIT教育プログラムの運営、
周りのバイアスや制度面を変えるための政策提言の両輪でやってます。
先日この問題を深堀する、官公庁・メディア向けのイベントをやったので、詳しい内容が後日でます。
ぜひフォロー&お見知りおきいただきたく存じます。
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