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そう思います。
社内でD&Iの活動をリードしていますが、2015年から新卒研修と並行して推進する様になって、初めて「こんなに感覚が違うんだ」と気付かせてもらいました。
今の20代にとっては、gender equalityなんて当たり前で、新卒研修の中に「D&I研修」がある事自体、「何で?」という感じなんですよね。しかしながら、新卒研修時にはそう思っていても、実際の現場に出ると色々辛い想いをしているという話を聞きます。
なので私は、20代のみんなが現場に出て、新卒研修を振り返った時に「あんな研修やっぱり意味無かったよね」と言ってもらえるような社会にしたい、という想いでやっています。
社会人になった直後は持っていた正しさや強さみたいなものを無くしてほしくないと思います。
数年前に新卒のみんなに「My Action for D&I 本日の研修を通じた学びを、現場に出たときの具体的な行動目標として設定する」ということをしてもらいました。その時のみんなの目標設定が素晴らしかったです:
「1人1人のバックグラウンドやワークライフバランスを理解し、助け、助けられる事」
「他者の自由を侵さない多様な価値観を尊重し、それを守ること」
「一旦、相手の状況・環境を想像して動いてみること」
「自分と同じように皆やりたいことがあることを理解し、それを尊重、応援すること」
「“おかしい”と思ったら言う・言ってもらう環境づくり」
「自分のものさしで相手の考えや意思を判断せず素直な相手の気持ちを尊重・応援すること」 等々
「性別」という視点で見ているメンバーは少なく、大多数が「個」の尊重、を掲げていました。
年代で一括りにするつもりはありませんが、40-50代の方々と、同じようなセッションを行った際にはこういった目標を掲げる方が少なかった印象です。
何ですかね、「お互いに」尊重する、という感覚が、役職などが上がるにしたがって「尊重して“あげる”」みたいに変わってしまうのかもしれないですね。
私もすっかりシニア(年齢も役職も)なので、自分のbehaviorも振り返りながら、改めて個と向き合うことをしっかりとしていきたいと思います。
時には正義という言葉に隠されるこの落とし穴はものすごい。
一気に、自らは全く気がつかない不寛容と多様性の否定が登場する。
客観的にはそれが見えても、自分の言動を点検できてるだろうか、自分は何に過敏に反応するだろうかと、たまに振り返ること、非常に大事だと感じてます。
『先ほども少し話しましたが、多様性と言いつつ、どうしても対立構造になってしまうんです。新しい価値観にアップデートしていかなきゃダメですよという「押し付け」ですね。』
『私の「本音」は、必ずしも二項対立のどちらかであるわけではありません。』
(続編楽しみ!)
「私が代弁者になりすぎてはいけないと感じています。女性一人ひとりが自分の意思で声を上げることができるようになればいい」というコメントの通り、ジェンダーにまつわるコメントを即否定するのではなく、いやだと感じる人が「いやだ」と発信することができれば良いのではないかと。
何事も極端に触れすぎるのは悪で、今はそのちょうどいいバランスを社会として模索している過渡期なのだろうと感じます。
文化の問題なのか、社会の問題なのか、、、独りではなかなか主張できず、集団の中に隠れて個を薄くし、集団に守られながらじゃないと発言できないという状況は変えていくべきだと思っています。
〉私の発言を都合よく解釈しようとするし、私が少しでも彼らの主張と違う発言や行動を見せるとすごく反発してくる。
本音をストレートにだしにくいときに、私はそうでもないけどこうした意見が多いなど他人の蓑をきることがある。
それを続けることで世の中うまく渡れるが、ストレートに本音や思いをぶつける相手の前に立った時、怯む自分がいる。