[ブリュッセル 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会が発表した1月のユーロ圏景況感指数は91.5と前月の92.4から低下した。製造業の景況観は改善したものの、ロックダウン(都市封鎖)が続きサービスや小売り業、消費者の心理が一段と悪化した。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は89.5だった。 サービス業は低下、製造業は横ばいの予想だった。

製造業景況感指数はマイナス5.9と12月のマイナス6.8から改善した。

一方、サービス業景況感指数はマイナス17.8とマイナス幅が12月の17.1から拡大した。ただ市場予想をやや上回った。

消費者信頼感指数確報値はマイナス15.5と12月のマイナス13.8から悪化した。

製造業販売価格期待指数は4.9、12月は4.1だった。

消費者インフレ期待指数は15.4と前月からほぼ変わらず。