ボーイング(英語: The Boeing Company)は、アメリカ合衆国に所在する世界最大の航空宇宙機器開発製造会社。1997年にマクドネル・ダグラス社を買収したため、現在アメリカで唯一の大型旅客機メーカーであり、ヨーロッパのエアバス社と世界市場を二分する巨大企業である。また旅客機だけでなく、軍用機、ミサイル、宇宙船や宇宙機器などの研究開発、設計製造を行う。 ウィキペディア
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今後については、駐機場どころか駐車場まで使って在庫となっている737MAXの納入を進めることが最優先となるでしょう。ただしまだ各国の航空需要は戻っておらず、今無理をして飛行機を買うエアラインもほとんどなく、在庫を捌くのにも一苦労となりそうです。
737MAXについては、最も有力な顧客は中国の航空会社で、ここからいかに受注できるかが決算の浮上という意味ではカギとなってくるでしょう。ボーイングが米中貿易摩擦交渉のポイントとなってくるかもしれません。
https://bit.ly/39muPd4
Boeingは737MAXに加えて、コロナで顧客が設備投資をしない状態。一方、元々航空機の開発は長期で、またスケジュールが変動することが多い。そのなかで会計もProgram Accountingという手法を取っている。
今回の発表でまだ詳細は分からないが、計画遅れだけでなく、コロナのなかでの需要見通しも悪化して、計算前提となる需要見込みをかなり下げているのではないかと思う。
この会計については①でのKing HIDIEさんのコメントが圧巻なので、ぜひ見ていただきたい。またすでに販売をしているものについても、需要見込みの変化は影響する(②)。
①https://newspicks.com/news/1219774
②https://newspicks.com/news/2493714
ボーイングやエアバスは、そうしたキャリア各社のある種の資金繰り支援を引き受けざるを得ないような状態だ。キャリアやメーカーに対する政府の支援はかなり批判的な目で見られてきたが、さすがにこの状況では政府の突っ込んだ支援なしには乗り切れない可能性もあり、当分、業界全体に対する政府の影が強くなりそうだ。
737MAXの問題で苦戦していたところにコロナウイルスなので大変だと思います。
アメリカとしては安全保障上つぶすわけにいかない会社なのでテコ入れするのでしょうね。
赤字額は19年12月期は6億3600万ドルでしたが、今回は119億4100万ドル(約1兆2400億円)に大きく増加しました。