東京都議選、投開票は7月4日 五輪直前、国政に影響も
朝日新聞デジタル
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前回2017年の都議選は、自民党が支持率の実力以上に候補者を擁立していたため、定数3以上の選挙区で(終盤にかけて支持を伸ばした)共産候補に競り負けるなど取りこぼしが多かった。
今回、その反省が生きているかと思いきや、一部選挙区の擁立状況を見るとどうもそうでもないようなので、菅政権のモメンタム次第では自民が考えているよりも議席を回復できない可能性もある。いずれにしてもまだ半年弱先の話なので、五輪の行方や直前の政治情勢など未知の変数が多い。
注目のコメント
この時の政治情勢は本当に読めません。小池氏も菅首相も、どちらも逆風が吹き始めており、都民ファと自民がどういう関係になるのか、前回落選した自民党議員の返り咲きエネルギーの中で、都政地図がどうなるのか、まだ見えません。小池知事は、子飼いの議員を大切にするタイプではなく、むしろ置き去りにして栄進してきました。次の一手をどう考えているのかも事態を大きく動かします。コロナ禍の最大の火元であり、オリバラのホストシティーでもあり、この二つの巨大な変数が加わった高次方程式は、今は誰も解けないほど難解だと思います。
都議選はしばしば政局に大きな影響を与えます。2017年は自民党がひとり負けに追い込まれ、「小池の乱」となりました。都民ファーストはその後、存在感を失っているかにみえますが、基本的には都政与党として自民支持層を削る傾向があり、また東京はいわゆる市民派などリベラル・左派勢力も一定の基盤が維持されているため、構図によって思わぬ政党が議席を増やすことがあります。今夏も予断を許さない戦況になるかもしれません。