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「電池の父」が語る、アップルEVの衝撃と電池の行く末

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  • バッテリー スペシャリスト

    吉野先生の最新インタビューはAppleのEVに触れていて、読みようによってはとても面白い。以前NPの記事でもサプライチェーンの上流が逆だったりと、用語の使い方に違和感はあるものの、それも先生の個性の1つ。

    その吉野先生が2025年に描くEV業界におけるプレイヤー間の影響関係は、ざっくり言うとこんな感じです。

    ビークルOS → 自動運転 → EV+バッテリー ←材料

    左からの矢印はまさにPCやスマホで起きたIT業界の構造で、右からの矢印は新素材のイノベーション。真ん中が常々NPでも言及しているEVメーカーの垂直統合です。

    そしてリチウムイオン電池の父らしく、EVバッテリーに求められる性能が、無人の自動運転の実現によって、航続距離(高容量化)からサイクル寿命にシフトするというもの。今も既にリン酸鉄系のLFPに回帰している理由は高容量でなく、サイクル寿命(と安全性)を志向しているためでもあります。まぁバフェットがBYDに出資している理由でも有りますが。

    >今、アップルが開発している電池には「リン酸鉄系」の正極材が用いられているとされます。エネルギー密度はそれほど高くないものの、耐久性が抜群。つまり、無人自動運転の世界で必要とされるものを開発しているし、それに目をつけている時点でやはりアップルは要警戒ですね。


    スマホとEVの違いは、使用期間と命に関わるかどうかですから、OSを握って使用データを握るところだけでなく、新規材料の開発を続ける素材産業のサプライチェーン・エコシステムを構築出来ればEVの主要産業になることも可能です。

    つまり装置メーカー、素材メーカー、デバイスメーカーが、持続可能に新たなデバイスを産み続けられるビジネス生態系を作ることが、半導体や液晶の二の舞にならないための解決策だと、信じております。上記三者が信頼関係で結ばれてお互いに関係特殊資産を持ち合い、市場を通さずに取引コストをいかに下げる「座組み」を作ることが出来るかです。

    いわば、ビークルOS → 自動運転 ⇔ EV+バッテリー+材料、です。
    実際ノースボルトが”バッテリー+材料”として、欧州におけるエコシステムが構築されつつ有ります。

    こうした提案をするメディアがほぼ皆無なので、NPには一度この日系デバイスメーカーの失敗の本質と、電池を含めた将来展望の特集をして貰えると嬉しいです。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    リチウムイオン電池を発明し、ノーベル化学賞も受賞した旭化成吉野氏から見える世界。吉野氏が考える産業構造論が話の背景にはあると思い、そこらへんにも想像を及ばせながら読んでいる。
    個人的には『これから市場が広がる車載電池の場合、電池と車のすり合わせが必要になります。この部分にあると思う。ただ、すり合わせは自動車メーカー傘下でやっていかないと、やはり難しい。』という言及がトヨタ・パナの関係性や、中国で政策含めてCATLなどと現地進出している外資の関係性などがどうなっていくという点で注目。
    あとは、容量・密度は重要なのだが、リン酸鉄の耐久性への言及が興味深かった。


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    フリー ジャーナリスト

    なるほど

    ***
    現在のカーシェアリングサービスはあくまでも人が運転するもの。それが、無人運転の世界に入ると必要な場所まで車で運んでくれ、人工知能がルートを判断してくれる。そうなると車の稼働率も上がりますよね。今までは電池に航続距離を求めていたけど、耐久性がより重視されるようになります。

     要注意なのは、25年以降の自動運転の世界に入ると、米グーグルの(共通OSである)アンドロイドの話になってくることです。特に無人自動運転の世界を想定した米アップルのEVは要注意ですね。今、アップルが開発している電池には「リン酸鉄系」の正極材が用いられているとされます。エネルギー密度はそれほど高くないものの、耐久性が抜群。つまり、無人自動運転の世界で必要とされるものを開発しているし、それに目をつけている時点でやはりアップルは要警戒ですね


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