ルネサス、旭化成の半導体を代替生産 工場火災受け
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注目のコメント
現在、世界で起こっている半導体不足と併せて考えていくと興味深い。
・旭化成の半導体工場は6インチおよび8インチの模様。なお世界の最先端半導体の大部分は12インチ(300mm)というサイズ。
https://limo.media/articles/-/20039
・下記でKenjiさんや田島さんがコメントくださっているように、車載半導体は古めの装置が使われることが多い。
https://newspicks.com/news/5562158
・現在世界中で車載半導体不足。ルネサス自体も一部ファンドリーに出すようになってきていると思うし、またContinentalのようにファンドリーに依存していた企業が特に厳しい(上記でコメントした点)。需給が厳しい中で元々車載対応可能なラインを確保したというのが凄いところ(Rikiさんのコメントがまさに…)。ラインの認定(ここのラインで作られているものはちゃんとしていますよといったプロセスを経ないと納入できないことは少なくない)など含めて、そんなに簡単に代替生産はできない
・併せて時間軸も。火災が起こったのは10月末。そしてドイツ系の半導体不足の話は年末には出ていたし、需要回復サイクルを考えると10月末とかには論点としては出ていると思う。そういったなかで、おそらく後に起こっただろう火災があっても代替確保したというのも、交渉力や誰との関係性を重視するかというのを示唆していると思う。ルネサスは2020年9月の四半期決算のときに自社の稼働率に余裕があると述べていたと記憶します。トヨタから見ても頼みやすかったのではないか。
件の火災は10月20日。そして1月18日のリリースを見てもまだ現場検証中。なぜこれほどまでに時間がかかるのか。。。