米財務長官にイエレン前FRB議長、上院承認 女性初
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注目のコメント
コロナ対応に伴う、大きな支出を正当化するための徴収もキチンとされる方だと思っております。
企業増税に踏み切れるのか、その幅はどれくらいかが気になる。日本の法人減税方向だったものにも大きな影響を与えるでしょうから。
イエレン氏は、金融危機後の長引く金融緩和状況を一つづつ終了させるために、市場との対話にフォワードガイダンス(将来の見通し)を丁寧に行いました。
それが、今の金利の引き下げ余地を残しました。
日本も然り、諸外国は、危機でも緩和するものがありませんでした。
単年度で終わりの政府予算について、中期的な視野が出てくるのか、本当に政治でも同じことできるのか、楽しみです。公聴会のポイントは①強いドルと言わなかったこと、②中国に対する厳しい姿勢が鮮明だったこと、の2点です。どちらも注目の論点となりそうですが、①はトランプ支持者への配慮なのかなと邪推しました。あとイエレンの足跡を見れば、女性初という枕詞が如何にくだらないことか分かるでしょう。
詳しくは以下のコラムをご参照ください
強いドル」と言わなかったイエレン新財務長官
公聴会発言から真意と通貨政策を展望する
https://toyokeizai.net/articles/-/405976言うまでもなく非常に聡明な方で、FRB議長としても活躍されました。さらに財務長官として、辣腕を振るわれることが期待されます。
フェミニスト的な「女性主導」というリードをつける媒体も再建されますが、少なくともイエレンさんの場合、非常に有能でらっしゃるからこそ、就任されたのだと思います。