元マクドナルド社長が“タピオカ屋”になったワケ「30年前のアップルと似ている」
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2019年の株主、社長の交代によって再スタートをしたゴンチャジャパン。PEファンドのTAアソシエイツ傘下で数年内に400店舗まで拡大をするとのこと。
今回の人事での注目は原田社長がゴンチャジャパンの代表につくとともに、ゴンチャグループグローバルシニアリーダーシップメンバーとしてグループの経営にも助言ができるようになったこと。扱っている商材がお茶だけに、グローバルに展開するグループの中で日本の独自性をどのように持っていくのかが注目されます。個人的にはスターバックスやブルーボトルのような日本独自の施策や店舗つくりに期待しています。タピオカから脱却してカフェとしての成長を狙うということは理解できますが、果たして今の飲食業界でどのようにそれを叶えていくかの戦略が不透明ですね。
メニューの充実やデリバリー対応だけでは困難でしょうし、タピオカブームに乗って出店した区画は賃料も高ければ立地も厳しい場所にあり、ましてやカフェとして居心地の良い空間となると厳しいのでは。
飲食店は出店し続けて効率化しなければスケールメリットが出ないため、単に黒字化を狙っての出店攻勢をかけるという受け取り方をしてしまうところ。経営者としてはそれでよいのかもしれないが、様々な業界トップ企業を経験してきた原田氏の手腕の発揮すべきポイントではないように思います。当面は、タピオカブームで獲得した若い子たちが「スタバは混んでて年長者ばっか」で選択肢にするのが、より確実な勝ち筋という気がする。差別化と単価アップを図るなら、フードよりもアジアンスイーツ拡充の方が王道ではないかと思いますが。。
(店舗数はまだ少ないけどミートフレッシュのイメージ)
FC店含めたオペレーションで「お粥」の方が難易度低いのかな?