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この数日使っての所感。
・2枠の招待制。再生産のスピードが異常に速い
・チャットがない。スピーカーがリスナーに左右されずに会話ができる
・Raise Hands便利。友達を紹介する感覚でスピーカーを追加できる
・退室(Leave)がスムーズ。戻ってくるのも簡単
・プッシュ通知の精度が高い。数も多いが受け取る頻度を調整できる
・アーカイブがない。ライブのみの今ココだけでしか聞けない感
SNSだけでなく、カンファレンス、ポッドキャストなどをリプレイスする可能性があるので、今回の新ラウンド後にどういった戦略をとるのか楽しみです。
(YouTuberがゲーム実況をするように、誰かがスポーツ観戦の実況をやってくれると面白そう)
❶「招待特権化」設計
❷「超引き算」設計
この2点、シンプルだけど真芯を食ってて圧倒される。
特に❶、まず使い初めのday1から「今このアプリを使えてる自分はちょっと特別かも」と選民感あるいはVIP感を感じさせる、からの「2人しか招待できない」という枯渇マーケ(コロナでいうR値が2、つまり1人が2人連れてくる)。一度車輪が前に動き始めたら、100人→200人→400人…とユーザー加速のペース凄そう。
そして❷、音声×刹那性によってZOOM飲みが抱えた課題を軽くクリアしてて、まさにコロナ禍に産み落とされたアプリという感じがする。「顔出し前提ではない事」(※ ZOOMは音声だけでも出来るけど、「顔出し前提である事」がそもそも重く感じる人も多いはず)、そして、「出入りが超自由である事」(ZOOMは良くも悪くも、出入りにリアルに似たカロリーを使う笑)、この2点はこの時代感において絶妙かつ思い切った引き算設計である。こんなにも引き算しまくった結果のソフトだが、AirPodsの急普及というハード革命に乗せられて遠くに行きそう。
今この瞬間時点で運営が重みをかけているユーザーデモグラは恐らく、将来的にclubhouse定義での「クリエイター」になり得る、つまりPFとして収益還元してもいいなと思える対象(いわゆるVIPやtechリーダーやインフルエンサー中心)あるいはその周辺であり、米国は勿論、日本でもそんな感じで広がっている印象。
今後ユーザー数が広がって、現ユーザーが「特権感」だけでは使わなくなってきた頃合い(≒多分、今ワクワクしているアーリーアダプターが「クラブハウスとかあったねぇ」となる「飽きの谷」が来る頃合い)を見計らって、クリエイター向けのマネタイズ環境を整備、一定のフォロワーを抱えた多くのクリエイターにとって「欠かせない収益源」になる(あるいはクリエイターにその明るい未来を想像させる)という算段だとしたら、この獲得ステップも恐ろしく緻密。
とにかくクラブハウスは日本のマーケットの反応の仕方含めてめちゃくちゃ抽象化しがいがあるので、使い倒します。まだあまり触り慣れてなく良くわかっていないので、頑張って日々の生活に染み込ませて行きたい…是非気軽に皆さんと絡めたら嬉しいです!🙇♂️
マネタイズ検証中とありますが、当面は無料でユーザー獲得に踏みまくるんじゃないでしょうか。音声という親近感を感じるメディアの良さ、アーカイブがないことのFOMO(聞き逃したら二度と聞けない)、良質なコンテンツが生まれるコミュニティ運営など、病みつきになるUXは革命的。ポッドキャストとオンラインカンファレンスの両方の市場を食っていきそうに思います。
ご参考まで、去年の5月にQuartzで出した記事はこちら↓
https://newspicks.com/news/4885085?ref=search&ref_q=clubhouse&ref_t=top
追記:
因みに久保田さんのコメントにもあるように既にQZ Japanでは昨年5月に取り上げていた(恐らく日本への紹介は1番早いぐらい?)。僕も久保田さんの取り上げるスタートアップ記事は毎回読んでいるはずなのに、何故かclubhouseは記憶に残って無かった。。やはりこういうサービスは記事で見たら必ずすぐに使い体感しないとだめですね。反省。
https://newspicks.com/news/4885085?ref=search&ref_q=clubhouse&ref_t=top
https://www.theinformation.com/articles/clubhouse-gets-investment-interest-at-1-billion-valuation
わたしも試してみましたが、音声で軽くつながれる感じがいい!
まだ慣れないですが、有名人が始めることによって変わったりするのかなあ
友達とつながるSNSでゆるいルーム作るのはありだなーと思いました!
たしかに、facebook, twitter、mixiの初期の熱狂を久々に感じます。
ユーザ数が30万人になるまでの、あの熱狂。
みなさん、なぜ面白いのか後講釈的に解説してくださっていて、どれもその通りだと思いますが、これ誰も生み出せず、唯一生み出した(少なくても200万WAUまで広めること含め)のは、この人だけだったんですよね。
この起業家はa16zの評価も超絶高いようですし、やはり一人の天才が出るかどうか。
(まだ使っていないのでわかりませんが)
一方通行の音声配信は、以前Himalayaでやっていましたが、反応がよくわからないという欠点がありました。
ブログからSNSに人が流れたように、音声も双方向性の時代なのでしょう。