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いつの時代も"When its (bubble's) bursting confirmed its existence" (Alan Greenspan)ということかと。
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実体経済と資産価格が大きく乖離している状況をバブルと呼ぶなら確かにバブルです。米国のみならず世界の中央銀行が大規模な金融緩和を続けて資金が溢れ、新型コロナ対策の「景気刺激策」で各国が挙ってお金を更にばらまきましたから、今回の“バブル”は当然の経済現象で、得体のしれない何かを囃してバブったわけではありません。得体のしれない熱狂が原因ならムードの変化で爆弾が突然炸裂する可能性は大いにありますが、FRBが「テーパータントラムや金融状況の引き締まり」を起こして原因のはっきりした“バブル”をいきなり潰すとはたぶんしないでしょう。お金が市場で余っている限り誰かが売れば誰かが買うし、ETCの形で株を買う日銀が典型ですが、いざとなれば中央銀行が“最後の買い手“として価格を支えることもありそうです。そういう意味じゃ、過去のバブルとは様相が違いそう。 
「メインストリート(一般社会)のインフレ」が極端に高まって中央銀行と政府が嫌でも資金を絞らなければならない事態になれば別ですが、米国の供給力を考えるとそうした事態の可能性も当面は低そうに思いますけれど・・・ とはいえバブルの崩壊は、今は知れない要因である日突然やって来るのが通例です。警戒は常に怠れません。相場の転換点を事前に読むのは誰にとっても難しい (^^;
コロナショック前から米有力主流派経済学者のブランシャール氏やサマーズ氏もそうなりやすいと指摘していました。
ちなみに彼らは、金融規制を強化すべきと指摘しています。
だから政策を撤収しろ、という話にはならないのでバブルかどうか?は議論しても無意味だと思います。
確かに、このグラフを見ると、Fedの金融資産とS&P 500指数は相似曲線を描いています。今の米国市場がバブルであることは、誰もが認めること。それを数値であらわしたのがこのグラフです。

今が上限なのか、バイデン政権のさらなる金融緩和策で天井はもう一段高くなるのか。バブルが弾けるタイミングを予測することが、このグラフの指標を使ってできるかもしれません。
「金持ちであり続けたい人が金持ちになりたい人のように振る舞い始めるとき、それは末期の投機的なさく裂を示唆する」
これはなんかしっくり来る気がしますね。

既に割高な株なのに上昇がさらなる上昇を呼び、周りが大きなリターンを得ていく状況を側で見ながら我慢していても、最後の最後で我慢しきれず、最後のババを引く。この究極のババ抜きで最後にババを引くのは誰なのか。

バブルが形成される時には、必ずそれを何らかのまともそうな理由をつけて肯定的な論理、根拠を述べて、割高ではないとひたすら肯定し続けて価格が上昇している歴史があります。

そしていつか誰かが最後のババを引いた瞬間、音を立てて崩れ落ちていくという何度も何度も繰り返されている歴史があります。
バブルは弾けるまで殆どの人がバブルだと気づかない。今はみんなが気づいている。なぜならバブルじゃないから。

バブルって、原因がわからない熱狂だから危険視されます。現在の株高は誰もが認めるように、金融政策の影響です。原因が分かっているのにその原因をいきなり刺激して多くの人を破産させるようなことは、しないでしょう。
なので、バブルに見える現状は、過去のバブルのようにいきなり弾けて死屍累々、ということにはならないと思います。そうなることが明確なのに、金融政策を引き締めるほどの度胸のある政権は、世界中を探してもどこにもない。小さくガス抜き的に落とすことはあると思いますし、そうして実体経済に近づけて行くべきと思いますが。
バブルが発生する条件は、キンドルバーガー、ガルブレイス、ミンスキーら故人の経済学者が帰納的にまとめています。その条件のいくつかが揃い始めているのが今の状況だと思います。しかし、将来に対する過度な楽観がまだありません。どちらかというとまだ過度な悲観です。ワクチンの普及で揃うことになると思いますね。
日本も日銀とGPIFが、、、