ダイキンが韓国に40億円投じて新工場、半導体用エッチングガスを生産
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どこまでの純度のものか分からないが、2019年に対韓輸出規制で話題となった高純度フッ化水素の文脈を想起せずにはいられない。
ダイキンはエアコンがメインだが、その冷媒に使われるフッ素技術を活用したフッ素系化学も強い。フッ素系化学品は色々あるが、フッ素の反応性を活用するデリケートなものが多い。
韓国はSamsung・Hynixと半導体の大企業が多い。またフッ素系化学品・ガスは反応性も高いので、ビジネスという観点では、韓国に拠点があることは重要。
ダイキンは、中国のエアコンでも2000年代後半に大手のGreeと提携してインバータ技術を供給するオープン戦略を行った。インバータエアコンが普及することで、ローエンドはGreeなど現地メーカー、そしてハイエンドを自社がとる戦略だった。過去のこういうオープン化戦略の文脈もある中で、どういう技術を国内外で持つ、ブラックボックス化するかという点含めて注目。
輸出規制時のPickもいくつか。ただ一番の論点となった高純度フッ化水素は、たしかステラケミファとか関東電化工業あたりのものだったと思う。
https://newspicks.com/news/4019454
https://newspicks.com/news/4057746
https://newspicks.com/news/4310250
https://newspicks.com/news/4365685
注目のコメント
ドライエッチングガスだから、CF4などですね。
https://www.daikinchemicals.com/jp/solutions/products/semicon-etching-agents.html半導体の業界に関しては、明らかに供給が追いつかないメーカーも出てくるので早め早めの投資が良い。それと複社購買が世の常なので、どれだけのキャパがあるのかはサプライヤー選定でも大きなキーポイントとなる。