菅首相、選択的夫婦別姓「国民や国会の議論を注視」
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注目のコメント
何度でも書きます。
国民的な議論などは単なる雰囲気で決まる「大衆の空気」だし、国会の議論も浅くてプアなものなので、もっと深い議論をお願いしたいです。
選択的夫婦別姓にすれば、誰も困らないじゃないか?誰が困るのか?
・・少なくとも私は困ります。
ちなみに私は選択的夫婦別姓には賛成ですが、議論が浅いので賛成しかねると言う立場です。
あらゆる問題には、根本原因があります。
選択的夫婦別姓の議論では、問題の根本原因に議論が至って無いのだと感じます。
だから私は【議論に反対】なのです。
本当に、「賛成か反対か」といった【二者択一の単純な議論】なのでしょうか?
【根本原因は何か?】と言う観点から、私の意見を以下の記事にまとめました。
https://note.com/sugimotomasaya/n/n6feb5b97ee84
諸問題の根源は、
「明治政府により導入された【戸籍】と【姓(せい)】と言う新しい概念や新しい仕組みがボンクラだったので、100年近く経った現在で問題が顕在化した」
という事だと思います。
江戸時代以前には、戸籍や姓(せい)と言う概念は存在しません(江戸時代以前の姓は"かばね")。
ここから考え直さないのでは、基本設計がボンクラなのに、そこにパッチワークをするようなものです。
姓(せい)は、血筋を示す概念と、父祖の土地を守る概念と、職分な看板を示す概念と、身分を示す概念とを全て統一した乱暴な概念です。
明治時代よりも前はそれぞれ異なる概念でした。
戸籍も同様に乱暴な概念。
この乱暴さを見直さずに「選択的夫婦別姓にすれば全て解決」とはならないはずです。