【下山進】アルツハイマー病は、治る病気になるかもしれない
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とても面白い、今度読んでみよう!
「産業科学者」という言葉が新鮮。たしか日本は、様々な大企業の研究所の設置で、70-80年代は米国より先行していたと思う。一方で、その後の米国の巻き返しは、大企業ではなくそれを成長産業でスタートアップと結び付け、大量のイノベーションの種と、買収によるエグジットを組み合わせてビジネスとして成立する形態にしたことと、どこかの本で読んだ。
日本でもリアルテック・ディープテックという言葉が出てきているが、そういう動きがより強くなっていくと嬉しい。
注目のコメント
ノンフィクション作家の下山進さんに、話題の新著『アルツハイマー征服』についてインタビューしました。とてつもなく面白い本で、時を忘れて読みふけってしまいました。
仕事柄、つい「どんな取材をしたのだろう」と考えながら読んでしまうのですが、日・米・欧の大勢の関係者から同等の深さで機微に触れるエピソードを引き出しているのは、すごいとしか言いようがありません。複層的な人間ドラマとして構成していく筆力にも圧倒されました。
記事中にもあるように、下山さんは編集者として数多くのノンフィクションを手掛けられており、私自身もこれまでの2冊の単著でお世話になっています。科学ノンフィクションの意義についても、存分に語って頂きました。「アルツハイマー征服」著者でノンフィクション作家の下山進さんのインタビュー記事、大変面白く読ませていただきました。「アルツハイマー征服」ぜひ読ませていただきます。科学者の創生の夢、創薬によって社会貢献する夢を、ここ30年米国で追っているボクに共感することが多くありそうです。ボストンに創ったSOLA社では、全く新しい発想で、アルツハイマー病も含む多くの不治の疾患(ALSやハンチントン病等)を根本的に治す治療法を開発しています。いつか下山さんに書いていただけ様な画期的な治療薬を生み出します。
大学院時代の研究室がまさしくアミロイドβの研究をやっていて(私自身のテーマは違ったのですが)何だか読んでて懐かしい気持ちになりました。
当時はアミロイドβの研究がこのまま進めば10年後には治療できる病になっているんだろうと思っていましたが、やっぱりそんなに甘くなかったですね。
アミロイドって繊維状の構造を取っていくんですが、全反射蛍光顕微鏡で見るとすごく綺麗なんです。それがまた皮肉的で記憶に残っています。
http://togodb.biosciencedbc.jp/entry/la_collection_en/10