この連載の記事一覧

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【解説】「アリババvs共産党」は、まだ終わっていない
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【図解】共産党が恐れる、アリババの「ヤバい」ビジネス
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【熱弁】ジャック・マーの「問題スピーチ」全文
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【藤井保文×宮田裕章】日本は「信用スコア」をどう活用すべきか?
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【CEO直撃】密かに1000億円企業になった、自動運転スタートアップ
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【直撃】カンボジア「世界初」デジタル法定通貨を作った日本企業
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【提言】「わかりあえなさ」から始めよう
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【実録】カインズが1年間、本気の「DX」をした
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【新時代】米津玄師が「未来のライブ」を見せつけた
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人間はもともと「気が散る」ように進化しました。それは、いつどこに獲物や敵がいるかわからない時代に適した能力。毎日、そんな心配をしなくなったのは、進化の長い時間軸ではつい最近のこと。
初等教育では「じっと座って集中する」ための訓練をしますが、それはとても脆いシステムなのだと気付かされます。
さらに詳しくは新潮新書を御覧ください。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E8%84%B3-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3/dp/4106108828/ref=tmm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=
コロナ禍で更にスマフォ・デジタル機器への依存が高まっている中で、これらへの健康的な向き合い方を心得ておくのは大変有用です。
習慣・癖をつける/直すには約3週間かかると言われていますが、スマフォを部屋の外など目の付かないところにおく、就寝前にスマフォを見ない等々、この記事に記載されていた様々な対策を取っていけると良いですね。
なので、「スマホを一時休憩」することにしています。
仕事をするときは、以下のように
「もくもく会」を活用したり、1人でも応用しています。
▼生産性向上「もくもく会」
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO56627880Q0A310C2XY0000
長女がスマホ中毒気味な中学生なので(^◇^;)
家のWi-Fiは、Switch BOTというスマートコンセントを使って、Wi-Fiルーターの電源がまるっと、夜9時に切れて朝6時に入るようにセットしています。
これだけでは、子供はモバイルデータ通信ができてしまうので、データ容量が天井を迎えて超低速になってしまう前は、
私がパソコンから子供のdアカウントで、マイドコモにアクセスし、「盗難紛失はこちら」をクリックして、まめに、夜9時過ぎに、モバイルデータ通信を停止して、朝6時に、再開しています。
面倒ですが、これをやらなければならないほど、この小さな鉄の板に私たちは魅入られています。
もはや生活に欠かせないツールとなっているスマホとの付き合い方について、考えさせられる内容でした。
個人的に最も興味深かったのは、脳はマルチタスクが苦手だというハンセン氏の指摘です。自分で得意だと思っている人でも、実はできていないことが多いのだそう。私も原稿を書いているときなどについスマホをいじってしまうことが多いのですが、やめる努力をしなければ。
【スマホの使用により、脳がものを覚えなくなる「デジタル性健忘(グーグル効果)」という言葉があります。】
スマホ脳の怖さは、自分で考えることを停止してしまうこと。トランプ元大統領のツイートに踊らされた人達が前代未聞の議会乱入になったことはその一例。冷静に考えられない認知バイアスをかけてしまうことです。
たしかに、いま自分以外誰の電話番号も覚えてないけれど、小学生のときは、友達の家の番号は自然と覚えてた。だからといって、脳のメモリに上限があるわけじゃなく、捨てたら容量があくわけでもないから、土台の知識の蓄積が減ってるのか?
『クリエイティビティを養うためには、「知識」が必要です。テレビで見たことや歴史の授業、歌から覚えたことなど、様々な経験と記憶が混ざり合って創造的な思考が生まれます。土台となる「知識」が何もなければ、何も生み出すことはできません。』
『被験者に「ダチョウの脳はどれほどの大きさか」などのような文章をタイピングしてもらいました。被験者の半分には入力した文章がコンピューターに保存されると伝え、もう半分には削除されると伝えました。
結果として、文章が保存されると伝えられた被験者の方が内容を覚えていませんでした。つまり、脳は他の場所に保存されているものをわざわざ覚えておこうとはしないのです。
人間社会の複雑性はどんどん増していっています。私たちの社会をクリティカルに考えて理解するためには、たくさんの「知識」が必要です。それをすべて、Googleに任せることはできないでしょう。』