【仕事のリアル】データサイエンティストを目指す人に伝えたい「技術力より当事者意識」の大前提
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経営の意思決定を支援できないデータ分析は、そもそも意味がありません。
つまりテクノロジーが価値を生み出さない限りは、エクセル職人の世界にデータサイエンティストは住人でしかないわけです。
大阪ガスから滋賀大に行かれた河本教授の話が参考になりましたが、改めて、シバタアキラさんのお話は、分かりやすいです。
(パンクロッカーの面立ちが、懐かしいほどです)
またリクルートがデータサイエンティストの育成が長けているのは、石山氏の貢献も大きいと思います。
分析や解決する能力より、問題を発見する能力の方が重要で、テクノロジースキルは発見した問題を事業に大きなインパクトを与えるようにするためのものです。
経営者視点が求められるのは当然だと思います。
◎ データドリブン経営の未来
https://www.dhbr.net/articles/-/6050
◎ データサイエンティストが努力の時代を生きるには ~石山洸氏インタビュー~
http://www.datascientist.or.jp/dssjournal/2020/05/08/skill_interview2020005-1/
注目のコメント
NewsPicksさんの新しい媒体のローンチということです。仕事にフォーカスを当てた内容ということで、今は私は卒業してしまいましたが、データサイエンティストであったときのことをお話ししました。
データサイエンティストという作業者にならない。
データを分析するだけでは、それで?ってなることが多い。事業成長に貢献するインパクトを生まないと価値がありません。
本質的な課題を発見するインサイトが大事ですね。データサイエンティストという肩書きなんてどうでもいいんです。
何のためにやるのか?自分の役割は何なのか?常に考えましょう。単なる作業員にならないように。弊社でもデータサイエンティストはDXを実現する一つの重要なテクニカルプロフェッションです。
データサイエンティストのロールは、プログラムできること、データの特性をよく理解していること、そしてテクニカルスキルでもって分析力を高めること、
これらはあくまで手段であるため、技術力は持っていなくてははじまりませんが、達成させたい目的が何かということですね。
DXも、デジタル技術で変革させることは手段でありこれにより社会がより、気付き得なかった付加価値を創造し豊かになる新しい体験を人々が味わうために進めています。
データサイエンティストの技術力と、新たなインサイトにより、人がどのように新しい価値を体験できるのか、この強力なリードまで持っていける人材が今後活躍するデータサイエンティストなのだろうと思います。データサイエンティストはそのためにその業界のノウハウにも長けており、業務知識も豊富です。若手にとっても人気なプロフェッションですので、豊富な知見で活躍する人材がこれからも多数出てくることを期待します。