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社会的インパクト投資レポート<特別編vol.4>:「2020年=社会的インパクト投資元年」のあゆみ

2018年6月18日、当社は「社会的インパクト投資宣言(※1)」を発表しました。社会的インパクト投資とは、貧困層支援や教育問題など社会的課題の解決に取り組む企業や領域に投資し、経済的なリターンと社会的なリターンの両立を実現する投資手法を指します。この社会的インパクト投資レポートでは、当社の各ファンドシリーズが具体的にどのような社会的リターンを実現するかについて、定量的かつ定性的にお伝えしてまいります。

※1 当社の社会的インパクト投資に対する考え方についてはこちら( https://crowdcredit.jp/about/social-investment )もあわせてご参照ください。

今回は特別編第4弾です。当社では昨年1年間を通して、「2020年=社会的インパクト投資元年(※2)」として「社会的インパクト投資」に注力してまいりました。そこで、ここでは昨年、2020年における当社の社会的インパクト投資に関連する取組みをまとめてお伝えしていきます。

※2 「2020年=社会的インパクト投資元年」について、詳しくは以下をご覧ください。

1. 『社会的インパクト投資レポート』~毎月1本の定期発行~

昨年、2020年の1年間を通して、当社は公式note「CROWD CREDIT」に『社会的インパクト投資レポート』を毎月1本(2020年2月は2本)定期発行し、前年、2019年とあわせて通算21本になりました。

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2020年に発行した『社会的インパクト投資レポート』の内訳としましては、各ファンドシリーズの貸付先(海外資金需要者)の取組みを紹介する「本編」が2本。また、当社が提供するファンドと関連する社会課題やSDGs(持続可能な開発目標)等を解説する「番外編」が8本。そして、当社の社会的インパクト投資に関連する取組みや対外的なディスカッションをまとめた「特別編」が3本と計13本に上ります。

「本編」につきましては、2020年1月23日付で『社会的インパクト投資レポートvol.7:「ペルー金融事業者支援ファンド」シリーズ』を、2020年2月6日付で『社会的インパクト投資レポートvol.8:「アフリカ未電化地域支援ファンド」シリーズ』を発行しました。投資家の皆様の出資金は、ペルーの「ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂、※3)」を推進し、農村や山岳地帯などに暮らす経済的に貧しい方々に、貧困脱出の機会を創出しています。また、世界的に見てとくに貧しく、電気を使用できる人が全体の約6割に止まるサブサハラアフリカ地域(サハラ砂漠以南のアフリカ地域)に、安全でクリーンな明かりを灯しております。

※3 「ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)」について、詳しくは以下をご覧ください。

「番外編」につきましては、2020年3月4日付で『社会的インパクト投資レポート<番外編vol.3>:社会的インパクト投資の歴史』を発行し、表題のとおり、社会的インパクト投資の歴史を紐解いています。また、ここからは発行の順番を前後しますが、2020年5月21日付で『社会的インパクト投資レポート<番外編vol.5>:資金の出し手としての責務』を発行し、社会的インパクト投資分野における資金の出し手の責務に対する考え方をご紹介しております。

2020年6月17日付発行の『社会的インパクト投資レポート<番外編vol.6>:貧困削減とジェンダー平等の関係』、2020年9月24日付発行の『社会的インパクト投資レポート<番外編vol.9>:新興国における教育の普及と貧困削減』、2020年10月22日付発行の『社会的インパクト投資レポート<番外編vol.10>:新興国における経済成長と貧困削減』では、貧困削減を軸に、それぞれのSDGs(持続的な開発目標)との関係性を考察しています。

一方で、2020年4月22日付で『社会的インパクト投資レポート<番外編vol.4>:新興国における「クリーンエネルギー(再生可能エネルギー)、これからの可能性』を、2020年7月22日付で『社会的インパクト投資レポート<番外編vol.7>:気候変動問題の本質に迫る』を発行し、世界的な社会課題として近年とくに注目を集める環境問題についてお伝えしております。

そして、2020年8月19日付で『社会的インパクト投資レポート<番外編vol.8>:「社会的インパクト測定」の第一歩』を発行し、社会的リターンをより体系的に計測する「社会的インパクト測定」の当社取組みの第一歩をご紹介しています。

「特別編」につきましては、冒頭でもご紹介した2020年2月19日付発行の『社会的インパクト投資レポート<特別編>:インフォグラフィック「2020年=社会的インパクト投資元年」』を皮切りとします。その後、前述の「社会的インパクト測定」を軸に、2020年11月19日付で『社会的インパクト投資レポート<特別編vol.2>:識者に聞く「社会的インパクト測定」の課題と今後』を、2020年12月24日付で『社会的インパクト投資レポート<特別編vol.3>:これからの投資を考える~「社会的インパクト投資」に求められること~』を発行しました。ここでは、当社の社会的インパクト測定プロジェクトチームが実施した、対外的なディスカッションの模様を抜粋してお届けしております。

各レポートの詳細は以下よりご覧ください。

2. 『SDGs Note』~当社運営のSDGs専門オウンドメディア~

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2020年11月4日より、当社運営のSDGs(持続可能な開発目標)専門のオウンドメディアとして、『SDGs Note』( https://sdgs.crowdcredit.jp/ )の公開を開始しています(※4)。本メディアは、より幅広い投資家の皆様が、より社会貢献度の高い投資に目を向ける機会を増やす一助になればとの想いを込めて出発しました。SDGsにおける17のゴール、169のターゲットを丁寧に解説していく方針を採っており、2020年12月31日時点で計26記事を公開しております。

※4 本件につきまして、詳しくはこちら( https://crowdcredit.jp/info/detail/info-1354/ )をご覧ください。

当社では、ここまでにご紹介した公式note「CROWD CREDIT」発行の『社会的インパクト投資レポート』やSDGs専門オウンドメディア『SDGs Note』のほか、くらしとお金の経済メディア「LIMO」( https://limo.media/ )や投資・金融情報サイト「QUICK Money World」( https://moneyworld.jp/ )への定期的な寄稿、また、各種メディア媒体の不定期掲載を通じて、社会的インパクト投資に関連する情報を積極的に発信しております。本年、2021年も倦まず弛まず継続してまいりますので、投資家の皆様におかれましては、引き続き変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
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クラウドクレジット株式会社
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