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<追記>下記WSJ記事みると、よりアウトソースは増やすが、今後数年の新しい製品は自社という発言がゲルシンガー次期CEOからあった模様。「今後数年」というのは、すでに開発中のもの(7nmまで)ということかと思い、逆に今後開発していくもの(5nm以下)はファンドリーになる、とも解釈できなくもない?あとはTSMCのアリゾナ工場のタイミングと合うと、米国にとっては「米国製造」を維持できる。
https://on.wsj.com/3iC2qTC
<追記終>

ざーっと決算スライド(①)を見たが、気になっている7nmの開発(それがファンドリーに出すのかも決める、②)については言及がない。
Intelに長く従事し、現在はVMWareのCEOのゲルシンガー氏が2/15から次期CEOとなることが発表されているので、今回はファンドリーについての意思決定は発表されないと思っていたが、今のところ見る限り発表なし。一方で7nmについては決算で進捗を発表するとあったので、それがぱっと見当たらないのは残念。
いくつかの可能性としては「7nmへの投資を増加」(スライド6)とある。ただ現時点ではファンドリーシフトの意思決定をしていなければそりゃ投資するだろう。一方、FCFは過去最大で株主還元も多く、増配もしている(スライド4)。半導体は設備投資で、7nm以下で進めていくなら投資は必要。Intelは元々キャッシュリッチではあるが、ファンドリーシフトすれば設備投資は減るので…まぁ結論確定的なことは何もわからない。
https://www.intc.com/news-events/ir-calendar/detail/8508/q4-2020-intel-corporation-earnings-conference-call
https://newspicks.com/news/5534861
長期的な視野に立つ時に今後量子コンピューティングが出てきて、モーフィックコンピューティングが出てくる。その時にインテルは製造技術を含めて業界をリードする意思があるのか。

Intel Developer Day 2020を見ればインテルの野望は大きい。そして、それを達成するには製造技術が必須。ここで製造技術を独占できれば巨利を得ることは確実。必要とされる技術は同じでなくても、超微細なシリコンベースの半導体を作れる事は大きなコンピテンス。短中期的に財務を見るのも大切ですが、Intelはまだ体力はあるので長期的なビジョンを活かせる経営をGelsingerさんにはして欲しいし、彼は言われずとも理解しているはず。

今のCPUの最新微細プロセスを作れるのはTSMC、Samsung、Intel。ここをアメリカの制裁で製造装置を確保が難しい中国のHuawei、さらに後ろにはTsinghua Unigroup(紫光集団)。

また、最新のコンピューティング技術を抑えるのはアメリカと中国にとっては明確な国家戦略。輸出規制の威力は日中緊張でもコロナ禍の物資確保でも見た通りで、アメリカは覇権の維持にこれを使うでしょう。
垂直統合でやってきたIntelが水平分業に移行するのは難しいと思います。将来的に経営に行き詰まり、止む無く製造部門を切り離すとかはありそう。
うーむ。
決算発表を受け、インテルの株価は時間外取引で一時約6%上昇しています