今日のオリジナル番組


詳細を確認
タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
本日配信
152Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
日立が着々と製造や物流、エネルギーなど複数の産業をつなぐプラットフォーム取りに行ってる。もちろん個々の業態で売上建てることを第一義としつつ、そのバランスがちゃんと次世代型社会プラットフォームとしてカバーするべき領域になっていて、メタな知見しっかりとりに来てるなと。

最近はToCが縮小してるから肌感として感じにくいけど、実は今世界で次世代型プラットフォーマーに一番近い基礎体力と総合力備えてる日本企業の筆頭は日立だよね。ある線を超えれば、むしろ自前でプロダクトやサービスを持つ必要もなくなって、いろんな企業が自社のプロダクト実装するのに日立のプラットフォーム使わざるを得ない状況になる。着々と手を打ってる。
攻めの判断は良いことだ思います。難しいのは、買収すること自体よりも、その後です。買収した企業のインテグレーションを如何に図っていくか(優秀な人材の流出を防ぎ、エンゲージメントを高め、企業文化を1つにまとめていき、事業の成長に結びつけていけるか)が極めて重要です。

買収した海外企業のインテグレーションに成功している日本企業は、残念ながら多くありません。そのミッションを担うことができるリーダーがいないことが、日本企業の悩みなのだと思います。
案件が決まったわけではなく、「枠」の話。
ルマーダ強化の文脈で、日立自体の北米でのIT関連会社の再編は一定手を付けたという理解(下記)。本記事読む限り、FAインテグレータなど、より需要先に近い領域。
https://newspicks.com/news/4231469
日立は以前からIT事業のグローバル展開のベースを北米に置こうとしていた。残念ながら今までも、今後もITテクノロジーの中心は北米だし、マーケットは最大。だからこそインドIT企業が北米を顧客にして巨大化できた。

問題はM&Aの対象をどのようなポートフォリオにするのか。規模を追求するには金額が小さすぎる。テクノロジーを買うのか。日立の特長でもある、ITとOTの協調領域のニッチを買うのか等。戦略性が問われます。
日立の北米IT事業には実は歴史がある。
ナショナルセミコンダクターから1989年にメインフレーム部門を買収、シリコンバレーにHitachi Data Systemsを設立した。その後、ストレージやソフトウェア関連の企業を買収し、現在はHitachi Vantaraという数千億円規模のIT企業に成長、日立のIoT事業「Lumada」の中核を担っている。
今回の買収のターゲットは不明だが、強い製造業に向けた政策が本格化するのに備えた投資だろうか。見守りたい。
ベンチャー会では不景気のあおりをうけて大手企業の買収が止まっているという話も聞きましたが、こういった海外に向けての大型投資などのほうが活発なのかもしれないですね。
日立は、コロナ下で企業のデジタルトランスフォーメーション需要が伸びるなか、独自の技術「ルマーダ」などを活用して事業拡大を目指すそうです