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■米中日のマクロ環境から見るアフターコロナの世界
vol.1変わる米国、変わらない日本
https://globis.jp/article/7998
vol.2ビジネスの新しい「+1体験」
https://globis.jp/article/8007
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
具体的に言うと、もし旅をオンラインで代替するとすれば、海岸沿いをドライブするバーチャルツアーより、背中に羽を生やして仲間とドラゴンを倒して財宝を手に入れる冒険の旅のほうがエンターテインメントとして人々をより強く魅了してしまう。
旅のオンライン化は、もともとオンラインを強みとするエンタメに敵わないんですよね…。そのかわり、バーチャルでは、視覚と聴覚には訴えますが、味覚、触覚、嗅覚は弱い。
旅はリアル世界で、五感に訴えるものを生み出して勝負をしていくべきかなと思っています。
「仮想旅行を世界展開して旅行の魅力を再確認してもらい、激減している訪日需要の喚起にもつなげたい考えだ。(記事から引用)」
ANAHDの狙いも理解出来ます。しかし、利用者が仮想旅行で現地に行った気になってしまった結果、現実の旅行にまで結び付かないのならば本末転倒です。是非、仮想旅行からリアルな旅への流れも作ってもらいたいです。
それまで、頑張って欲しい。
誤解されている方が多いように思えますが、彼らは仮想空間で旅行を完結させようとは考えていないでしょう。
いまの技術では仮想旅行が旅行の代替にならないのは明らかです。
仮想旅行でいま気軽に行けない旅行の疑似体験をさせ旅行欲を喚起→飛行機を使って旅行してもらうスキームなので、仮想旅行 VS 旅行の対立構造での議論は今回の取り組みには関係ない議論なのかと思います。
仮想の旅行では満足できない、満足させられない前提で考えていると思います。
“コロナ禍で経営が悪化しているANAHDは、仮想旅行を世界展開して旅行の魅力を再確認してもらい、激減している訪日需要の喚起にもつなげたい考えだ。”
仮想旅行の展開にあたって、事業会社となったavatar-inの活用法がテーマになるのかもしれない。旅行やイベントなどの直接的な理由以外に、その場に行きたい、誰かに会いたいと思わせるような見せ方、使い方もあるのかな。
『avatar-in アバターイン』
https://avatarin.com/
Googleと組んでくらいのダイナミックな仕掛けが必要なのではないかと。
匂いや空気の密度とか雰囲気は現地でしか味わえませんから。
旅行のパンフレットをもう少しリアルに見る、ってところでしょうか。
これで旅行に行きたいなーっていう気持ちを高めて
そしてコロナ収束後には沢山旅行して下さいねって感じですかね。
旅行したい!!