ラグジュアリーとは何か。「言葉」と「歴史」から考える
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Forbes Japan で連載している「ポスト・ラグジュアリー360°」第二回目です。基本的な了解事項として、言葉の源にあるもの、西洋におけるラグジュアリーの歴史を概観しました。時代の変わり目の今は、ラグジュアリーも大転換期にあります。
資本家の駒になってしまった「ラグジュアリー・ブランド」。
誘惑的であり、豊かさを表すものであり、光り輝くものであったはずが、いつしか「虚飾」となり陳腐化してしまい、量販品と並んで、アウトレットと廉価販売される存在となってしまっています。そのベネフィットをそのままに、ポジションを変えるとすれば、その行き先は、たとえば「原点」「本質」といった方向性。コロナ禍を経て、改めてミニマルな存在に立ち返ろうとするブランドも多いように思います。