佐賀市の廃棄物発電、ブロックチェーンでCO2削減計測
日本経済新聞
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ブロックチェーンはデータを記録保存し、その存在証明を提供するだけだと思いますが、この書き方だとブロックチェーンが測定や計算に寄与するみたいで紛らわしいです。CO2削減量の算出とブロックチェーンは全く関係ないでしょう。
CO2削減量の算出はいくつかやり方ありそうですが、ごみの組成を推定し、燃焼したときの原単位を算出し、処理量×原単位でCO2排出量を算出する。そこから発電した電気に全国平均か地域平均などの排出係数をかけて差し引く、というやり方が思いつきます。
くり返しですがブロックチェーンどうのこうのよりも、組成が変動する都市ゴミを燃焼したときの排出量をいかに正確に出せるか、が鍵になります。
ごみの組成とか発熱量を準リアルタイムで測る、というのは結構難しいです。地道ですけど、上記の方法で計算して、これを赤外線分析計とタービンメータ(排ガス流量計)から算出した値とクロスチェックしてみる、などで精度を上げていくことが考えられます。ブロックチェーンで証明書を管理するのは、公証役場の現代版として今後さまざまな分野に導入されていくと思いますが、そもそもCO2削減量を正しく算出したことをどうやって証明するのか?
リアルをデジタルに置き換えるのは、そんなに簡単では無いので、原単位に何を使って、活動量をどのように計測しているのか知りたいところ。