コロナ禍でのクラウド導入、日本は世界28カ国で最下位 「IT投資をコストと考えがち」
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何で導入が進んだと判断するかによりますが、最下位というのはちょっと違和感があります。グローバル展開しているITベンダーにおいて、国別の売上を見ると、USの次にUK or Japanが続くケースが多いと思います。もちろん日本に展開したばかりとか、日本法人があってもあまり投資をしていない会社もありますが、少なくともクラウド大手ベンダーであれば日本は主要な売上を占める国であり、この調査で上位に上がっている国のほとんどは比較にならないくらい小さい売上で、シンガポールですらアジアパシフィック全体でみれば、オーストラリアより規模が小さい事が多いと思います。おそらくNPSのように回答に対する国民性や意識が影響しているのかなと思いました。
アンケートはあくまで1ヶ国100人程度のアンケートであり、差分は数人分ではあります。ただ、「変わらない」の率でも最下位であることも気になるところです。
「遅延または一時停止した」も、感染症の状況を見るなど、何かしらの"アクションをとる"ということをしている訳で、それぞれの国の置かれた状況下で判断をしているということでしょう。
例え朝令暮改と言われようとも、こういうときほど、何かしらのアクションをとり、そしてそれに機敏に対応できる組織を作っておくことが、企業体の強さにつながると信じています。コスト削減もそうですが、トップラインをどう伸ばせるかという視点でIT投資はみれる余地が大いにあると思います。オペレーションとそこから捻出される顧客価値、顧客自体の解像度が相当高くないと気づけないのが難しいところです。コンサルxSIerが1つの解かもしれません。