ドイツ、公共交通機関で布マスクNG 医療用を義務化へ
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これは結構な「無茶」であるようです。
要するに、自分で医療用マスクを揃えて対応しろ、という話であるようです。資金的な手当てがあるわけでも、今のところはないようです。保健相は供給は十分だと言っているようですが、理知的とは思えません。
市民の反発も十分に予想され、与党ＣＤＵの支持率が低下する恐れがあります。ここにきてメルケル首相は各州と立ち回りを演じていますが、凶と出てしまう恐れがあります。
そもそも、先にやるべきは、未だきちんとマスクをつけていない人々に対する働きかけではないか、というのが現地からの話でした。マスクに一定の予防効果は期待しているが統計的に見て効果が見えにくいくらいの違い。論文によって効果アリってのも効果ナシっていうのもあるみたい・・。
また効果が不確かなものに対して、安全側に動きたい人と逆の人がいてけっこう難しい。僕からすれば不織布マスクにするか布マスクにするかはそれほど重要なことではなくて、それより『マスクすればOK』みたいな考えがイマイチだと思う。
特にルールだけ気をつけている人は不織布マスクをしていようと食事中は例外として外すことになるがその時に気にせず普通の音量で会話していたりする。ウイルスは日本に合わせて例外にしてくれるワケではないのだから、むしろマスクを外すことになる食事の時に飛沫を飛ばさないよう気をつける方が大事だと思う。
どうやって感染するかとか考えて行動しないと、効果がありそうなものだけでなくなさそうなものにまで飛びつくことになる。フィリピンは建物内でのフェイスシールドが義務化されたりバイクの２人乗りが禁止されたり(これは今は解除)してる。
(追記) 欧米ではマスクの効果が低いという科学的な結論に基づいていままで冬でもマスクをしなかった。それは一定正しかったのだと思う。今はマスクをみんながして更に布マスクもNGときた。僕にはそれだけ追い詰められているように見える。数字の上ではイギリスがひどいが、追い込まれているのはドイツのほうかもしれない。これまでも、マスクの着用を真面目に守ってきたのに、悪化する一方の指標。今回も、ドイツの警察は、厳格に適用することだろう。
