ベスト電器、企業として消滅へ ヤマダデンキが吸収合併 かつての家電業界トップ
毎日新聞
2021/1/20 10:20(最終更新 1/20 12:55)
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九州を中心に家電量販店を展開しているベスト電器(福岡市)が、7月1日付で親会社のヤマダデンキ(群馬県高崎市)に吸収合併されることが決まった。国内に305店(1月時点、フランチャイズを含む)を展開する「ベスト電器」の店舗名は取りあえず残るものの、かつて家電販売で国内首位だった企業が消滅する。
ベスト電器の創業は、家電メーカー系列の小規模販売店が主流だった1953年。さまざまなメーカーの製品を扱う家電量販店が各地で誕生し始めた頃で、九州を中心に郊外や市街地に積極的に出店した結果、いち早く全国展開に成功。70年代後半から90年代半ばにかけて家電販売で全国首位に君臨した。
しかし、…
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