4月から「税込表示」が義務化 ”税別”のユニクロは実質値下げ? アパレルが逃れられない呪縛
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注目のコメント
消費者の立場で言えば、税込表示への統一そのものには賛成ですが、企業側からすればちょっとタイミングが悪過ぎますよね。特に小売業において、価格変更は理由の如何を問わず超超ビッグイベント。数字へのインパクトだけでなく、変更のためのオペレーションとコミュニケーション・・・コロナ禍の中、なかなか頭が痛い話です。
タイミングか酷いのはわかりますが、前々から決まっていた事です。
税抜き表示していた企業へのこのタイミングでの苦難にスポットライトが当たるのも当然かとは思いますが、これまで長い間義務ではないのに税込み表示して消費者利益を優先してきた企業を再評価するきっかけになってもいいと思います。
後者はこれまで(コロナ禍約1年も含めて)すでにコストを払っており、これから前者の番です。厳しい言い方ですが、どちらの価格表示方法にするかは各企業に選択の余地があったのですから。
追伸
この文章を書いていて、Amazonと楽天市場の値段の見やすさの違いをふと思いました。楽天市場いいサービスだけど、見づらすぎませんか笑元々税込価格表示が当たり前であり、増税期の為の特別措置だったはずなので、カスタマーファーストを前提にしたら税込表示にしておくべきだったのではないでしょうか?
有利誤認になり得る話ですから。
【追記】
インバウンド担当の観点からの意見を追記しますね。
日本の税率が何パーセントかなんて知らない外国人客からは、「なんで支払う額が書いてある値段と違うの?」「これは税込価格?税抜き価格?どっちなの」の質問が非常に多かったです。
館の中でも取引先によって、「税込表示」と「税抜価格+税」表示の2パターンが存在してしまい、しかも8%と10%の税率が混在するわけですから、、、不親切だと思われても仕方が無いですね。
少子高齢化まっしぐらな日本にとって、コロナ収束後にはインバウンド再強化により国内消費を高めていく必要があると思います。その為、外国人でも分かりやすい価格表示方法であるべきなのでは?と思います。巷に出回る「税抜価格+税」というタグには税率も書いて無いですから、本当に不親切です。