[上海/北京 19日 ロイター] - 中国国家衛生健康委員会によると、中国本土で18日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は118人で、前日の109人から増加した。新規感染者数が100人を超えるのは7日連続となり、中国は昨年3月以来となる大規模な流行に直面している。

18日に確認された新規感染者のうち106人は国内感染だった。内訳は北東部の吉林省で過去最多となる43人、北京に隣接する河北省で35人、北部の黒竜江省で27人、北京で1人。

吉林省では、隣の黒竜江省との間を仕事で往復する男性が感染したことで、集団感染が起きている。

中国が確認された症例に分類していない無症状感染者の数は91人で、前日の115人から減少した。

これまでに本土で確認されている感染者は累計8万9454人、死者は4635人。現在、数千万人がロックダウン下にある。

中国では、数億人の出稼ぎ労働者の帰省が見込まれる旧正月を数週間後に控え、当局は未確認の感染者から旧正月中に感染が急速に拡大することを懸念。人々に移動を控え、結婚式など大人数での集会を避けるよう呼び掛けている。

世界の新型コロナ対応を精査する独立委員会は18日、新型コロナ流行初期の昨年1月時点で、中国政府が感染拡大阻止に向けてより強力な措置を講じることが可能だったと指摘する中間報告書を公表した。

これに対し、中国共産党機関紙「人民日報」系の環球時報は19日、中国政府の初期対応を擁護。「どの国も、未知のウイルスに最初から完璧には対処できなかっただろう。同様の感染症流行が再び起きた場合に、誤りを犯さないと保証できる国はない」と指摘した。