NTT東日本ら3社、ドローンの新会社設立--まずは農業や点検分野から
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農業生産の技術は気候や微生物、土壌などを可能な範囲でコントロールして安定的に生き物を育てる技術ですが
今のところ数値データと視覚データしか得られないセンシングや画像解析だけでは全体の一部の役割しか担えなえません。
センシングや画像データで問題を発見したとして、実際には現地確認の上、目視、触覚や臭覚、時には味覚や聴覚を駆使して現状を判断し対処を検討する必要があるでしょう。
現在のところまだ、センシングや画像解析をうまく使いこなせる農業者はごくわずかでしょうし
また、その技術に投資するよりは地域雇用を作ってベテランを育成する方が生産性も高いと思います。
それがどこかでひっくり返り、センシングや画像解析に投資した方が農業生産性が上がるという時代がいつ来るのかは今のところかなり未知数だと思います。
単純にドローン故障したら仕事にならない、修理は自分でできないから復旧するまで1週間みたいな状況で農業はできないですからね。
追記
別記事にも書きましたがこちらの記事の方が具体的だったので追記します。
活用法で考えられるのは行政等からのNTTなどが委託を受けて耕作放棄地を一定レベルで維持管理する技術としてはいいかもしれません。
出荷用作物ではなく緑肥もしくは家畜飼料作物などを点在する農地に施肥、播種したり、病害虫の大量発生を未然に防ぐぐらいのざっくりとした肥培管理においては活躍できると思いました。
農業者の多くは使いこなせないもしくはそもそも興味がない可能性が高いので。