[15日 ロイター] - 英国に拠点を置く衛星通信ベンチャーのワンウェブは15日、ソフトバンクグループと米ヒューズ・ネットワーク・システムズから投資を受け、総額14億ドルの資金を確保したと発表した。

ワンウェブは昨年3月に米連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請したが、英政府とインド企業で構成する連合体から10億ドルの出資を受け傘下に入り、11月に再建手続きを完了していた。ソフトバンクGは経営破綻前のワンウェブにも出資していた。

ワンウェブは人工衛星を使って世界中で高速インターネットの利用を可能にするサービスの提供を目指している。今回調達した資金で、2022年末までの整備を計画している計648基の人工衛星ネットワークの費用を賄う。