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ナワリヌイ氏の野党活動家としての経歴は、20年ほど続いており、その間、繰り返し、様々な理由で逮捕されてきました。今回帰国しても、逮捕されるのは確実なことでしたが、彼にあっては、できるだけ大々的に、不当な理由で逮捕されて見せることが、実行可能な政治活動の1つです。
 ロシアの体制にあっては、選挙に出て、勝利することで政府のあり方を変える、ということは不可能でしょう。ナワリヌイ氏は、これまで、2018年の大統領選挙をはじめとして、数々の選挙に立候補届け出をしては、選挙管理委員会に、立候補資格なし、とされて立候補できませんでした。
プーチン大統領の場合、国内で強権的な姿勢を取らないと、国内勢力、特に軍や情報機関といったシロビキの支持を得られない。そしてもはや毒殺未遂や逮捕について取り繕うつもりもないようだ。対するナワリヌイ氏は西側にアピールすることで、対外的にロシアを変えようとしている。だがこの権力闘争は前者に圧倒的に有利だ。ロシアは表面上、政党政治が導入されているものの、その本質はスターリンの頃から変わっていない。香港でもそうだが、欧米流の民主主義が後退しつつあるようで恐ろしい。
ナワリヌイ氏がドイツから帰ることに対応しきれなかったプーチン政権は着陸する空港を変えさせ、到着と共に拘束したが、こうやって強硬な姿勢を取れば取るほど注目を浴び、ナワリヌイ氏の術中にハマっていくような気がする。
昨年、毒殺未遂にあったナワリヌイ氏が療養先だったベルリンからロシアに帰国。しかし、ロシアに到着直後に身柄を拘束された。司法当局は声明を表明しており「過去の経済事件で執行猶予付の有罪判決を受けた同氏が、多くの違反を重ねたため拘束した」と主張しています。ナワリヌイ氏についてはG7の外相が襲撃を強く非難する共同声明を発表を出していたため、今回の拘束についてもプーチン政権に対する欧米の批判が高まるのは可能性はありそうです。