米株の強気相場は「始まったばかり」-S&P500さらに26%上昇も
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ワクチンの普及が無事に世界中に速やかに進めば市場にさらなる安心感が広がると思います。一方でリスク要因はワクチンの効果が低かったり副作用が確認された場合でしょう。コロナにより途上国を中心に各国が抱える負債の膨張も将来的なリスク要因でもあります。
90年代後半にはドットコムバブルの崩壊と世界の通過危機がほぼ同時に発生した。
注目のコメント
「史上かつてない財政出動や金融緩和が継続してマーケットの金余りが継続する(①)」という前提と、「株式エクスポージャーはこれまでのバブル相場と同様の水準まで高まる(②)」という大きな前提のある理論だと思います。
盛り上がっている仮想通貨市場もせいぜい直近の最高値でも市場全体の2%程度ですし、株式への期待が高いのはまあ分かる気はします。
ただ、完全に実体経済からは乖離したマーケットになっていることは明らかなので、「米国の生産ギャップの大きさと失業率の高さを考えれば、景気の一段の回復がさらに数年は株式相場を上昇させるはずだ」という話は違和感があります。
むしろ、個人的にはコロナの終焉が近付き、アドレナリン全開で駆け抜けた2020年が終わり、コロナ後の厳しい現実(ex: 経済の回復に要する時間の長さ)を突きつけられる2021年のどこかで、熱狂が終わる可能性は大いにあると思っています。「コロナが終われば大丈夫という期待」と「実はコロナという異常事態に助けられている」という相反する力がどの様に左右するのか良く分かりません。