マッチングアプリのBumbleが株式公開を申請
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一般的にBumbleは「出会い系」とカテゴリー化されるため、どうしても日本ではバイアスがかかってしまっている感が否めず、ビジネス的な観点での議論がなかなか盛り上がりにくい印象。そこに少し切り込みます。
2019年10月にSFOで行われたDisruptにてBumble はBumble Bizzというビジネスマッチングのサービス構想を発表し、私もそれを現地で聞くことが出来ました。
(YouTubeやOtterで同イベントの全ての講演は無料視聴できるはずです)
このプラットフォームの最大の魅力は女性ユーザーだと思います。創業ストーリーは、キャリア追求する女性と恋愛両立の社会的壁と呼べるものへの挑戦で、そこに共感して利用するビジネスウーマンがユーザー基盤。
このユーザ層がいわゆる「出会い系」と全く異なる点に注目する必要がありますし、投資家はここに着目しています。
社会的な環境という意味では、欧米は女性のビジネスにおける地位向上に国を挙げて取り組んでおり、トレンドやニーズという観点でBumbleは良いポジションを築きつつある印象。
これまで「正統派」とは見られなかったオンラインでの出会いも、コロナのこの状況によりニーズは高まり、徐々に市民権も得つつあります。追い風。
恋愛もビジネスも初期のマッチングスクリーニング後の意思決定プロセスが比較的長いため、この入り口を押さえているBumble や Tinderのようなアプリ勢の挑戦は、この意思決定を理解した上で初期のマッチングAIのアルゴリズムに組み込むことになります。
それを踏まえると、Bumble は単なるマッチングから先の、様々な女性のビジネス支援事業に乗り出すことが予想されます。そのための資金や社会的信用のためのIPOと個人的には捉えています。
時勢をうまく捉えているBumble。
あまり日本では認知されてなくても、世界で一気にブレイクする予感です。NZ在住です。周りを見てもマッチングアプリの出会いは普通にあります。NZ人に限らず日本人女性がニュージーランド人の旦那や彼氏との出会いはマッチングアプリだったと言う話も普通に出てきます。
このアプリでNZ人彼氏ができた友達がいますがTinderのスワイプの手軽性と違い、女の子側からでないと会話がスタートしないのでヤリモクやワンナイト、セ◯レを目的にしている男性にとってこのアプリの方が手間と時間がかかるのでその類の男の子がTinderと比べて少ないようです。普通の男の子と出会いたい女の子や、真面目な交際を希望している男の子がこのアプリを入れる傾向があるそうです。