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地震発生の切迫度 31の活断層 阪神・淡路大震災直前と同等以上

NHKニュース
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  • 国内航空会社 気象予報士

    日本では、東日本大震災のように海のプレートが陸のプレートの下に沈み込む過程で発生する地震(海溝型地震)と、陸のプレートが海のプレートに押されることであちこちでひび割れること(断層)で発生する地震の、大きく二つに分類されます。断層によって都市の真下で発生した地震を直下型地震と呼ぶ場合もあります。一般に地震の規模は海溝型地震のほうが大きいのですが、断層による地震の場合は規模は小さくても震源が陸地の浅い場所であることから揺れが大きくなりやすい傾向があり、阪神大震災や熊本地震は、海溝型地震としては並の規模といえるM7前半クラスの地震でしたが、広い範囲で震度7相当の揺れとなった被害がでていることは改めて語るまでもないことと思います。
    ところが断層の地震は海溝型の地震ほど発生周期が短くなく、過去の活動も歴史に残っていないことが多いことから、今後どの程度の被害を発生させる地震になるかの推定は非常に難しいものがあります。また全国で2000あるとされる活断層すべての評価を行うことは困難で、特に活発であったり社会的影響が大きいと考えられる114の主要活断層帯について長期評価が行われています。このうち、31の活断層帯の評価が阪神大震災発生前の野島断層(30年以内に0.02〜8%)を上回る確率で評価をされているというニュースになります。

    地震調査研究推進本部ではSランクとされる断層を一覧で公表していますので、ぜひご確認ください。
    https://www.jishin.go.jp/evaluation/evaluation_summary/#danso

    ただし、地震の発生確率として圧倒的に高いのは、やはり海溝型の地震です。30年以内の発生確率もSランクの活断層と比較しても桁が一つも二つも違います。そして、地震を引き起こす断層すべてを把握できているわけではありませんから、Sランクの活断層がないから安心というわけではありません。日本に住む限りは、どこでも震度6から7近い揺れに見舞われる可能性はあり、かつ海溝型地震で発生する津波を中心とした災害には十分備えておく必要がある、ということは変わりません。
    阪神大震災からすでに四半世紀を超える年月が経過しました。都市型の直下型地震への防災という意味で、この震災から学ぶことはまだ沢山あります。どうぞご家庭でも確認の機会としていただければ幸いです。


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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    決して安心できない状態なのはわかっていましたが、こうして近所にある危ない断層の存在を突きつけられると緊張感が走りますね。私はこれまでに二度震災を経験しましたが、あと1〜2回は経験することになるんでしょうか…。


  • MPCの四日市 職制はリーダーだけど超ぺーぺー

    阪神・淡路大震災から26年も経ちましたか。
    当時は地震に対する危機感は無縁だった気がします。
    震災以降は中程度の規模のものもしばしば起きていったかな?と思います。
    単に学生時代だったから地震に気を留めてなかっただけかもしれませんが。

    この活断層のマップを見て東日本大地震には全く言及が無いな?と思ったら、あれは海底のプレート型で異なるタイプだから無いのですね。
    それも含めると実際はもっとSランクの場所は増えるのかも。

    それにしても東日本大地震からもう10年も経つのですね。


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